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運命のボタンのminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

運命のボタン(2009年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

平凡な夫婦のもとに箱に入ったボタンが届く。それを持ってきた男に「これを押したら100万ドル差し上げます。ただし、同時に見知らぬ誰が死にます」と告げられるのだが…という話。
キャメロン ディアス主演。

本作の監督が昔観て気に入った「ドニー ダーコ」の監督さんで、あらすじも面白そうだったので鑑賞。原作は20ページほどの短編だそうで、それをどうやって2時間映画にするのか興味かあった。

割とあっさりボタンは押されてしまうのだが(押さないと話進まないし)、そこからの展開が悪い意味で予測不能。考えたのとは全然違うストーリーで中々ついていくのが大変。
1970年代が舞台で、その頃のSF作品っぽくて雰囲気は好きなのだが、かなり救われない話だし、観念的な説明も多く、真相もはっきりしないのでモヤモヤする。結末の流れは、僕はどちらかと言うと好きなタイプの話だけど、間違いなく一般向けではないし、アメリカでは受けないだろうと思った。

ストーリーの大筋に関係のない設定や描写がことごとく不気味で見る人を選びそうだなあ…
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