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フロム・ノーウェア
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目次

『フロム・ノーウェア』に投稿された感想・評価

4.0
東京国際映画祭1作目。
「現実を教えるのは難しい」

不法移民の悲惨な現実、酷い。
この見方も、何か、上から目線というか、「関係ない世界の話だ。対岸の火事だ」って感じで嫌なんですが、残酷です。

3人の、アメリカ育ちの不法移民の高校生、特に、ギニアから母・妹・弟の4人できた少年と、ドミニカからたった1人で来て、親戚の家を渡り歩く少女がメインです。

少年は優秀で、家族が判断しかねる頭脳的案件を処理している。
少女は叔父一家の世話をするが、扱いはまるで奴隷のよう。


彼らそれぞれに、複雑な家庭環境を抱えている。
一言で言えば、シビア。
若い身の上で背負うものは多いのですから、堪らない。

かといって、辛いだけではありません。
日常のふとした瞬間に溢れる幸せ。
警官の対応に感じる同情。
新味になってくれる教師。


そんなふうに、3人を取り巻く環境。
最後には、食い違いや、状況の変化が、無惨にも道を変えていきます。
こんな風に、道が別れていくなんて。


先の見えない閉塞感と、現代アメリカが抱え根深い問題を、渦中に飲まれていく少年たちの目線でおくる良作でした。
5.0
東京国際映画祭2016にて鑑賞。
不法滞在者其々の込み入った事情を巧みに抽き出す物語。三人間に育まれる同盟感の結露が目頭を熱くする。市民権が与えられるか否かの境は微妙。結局この国が何を救おうとしているのか考えさせられる。エンドロールのバックに流れる音響(会話)が弁護士の言葉とアイロニカルに重なる余韻がまた堪らなかった。秀作。
t
-
高校卒業間近のティーネイジャー達に移民問題が影を落とす。こういう話はどんどん身近になって来るのだろう。
観客賞を取るべき作品とは思うが、撮影がどうも苦手でウトウトしてしまった。社会派+手持ちカメラ、「サウルの息子」の時と同じ感覚。
マリッサ役の子が良い

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