裁きの作品情報・感想・評価

「裁き」に投稿された感想・評価

くじら

くじらの感想・評価

2.0
自分には難しかった、、というか終始淡々としすぎてて何度も眠くなってしまった…
「おまいさん,どんな夢見たんだい?」
まいどお馴染み,天狗裁きでございました. ♪ピーヒャララドドドン♪
そりゃあたしだってたまにゃ古典の一本や二本かけますって.こんばんわ三遊亭呼延灼です.
下水管清掃員の自殺を促す歌を歌ったとして逮捕されたカンブレさん.タイトルから想像するのは無実を勝ち取っていくまでの熱い物語.でも実際はカンブレさんの裁判に携わる人々を中心としたムンバイ生活物語.弁護士・検事・裁判官,もちろん法廷を離れれば日常生活があるわけでして,弁護士さんは両親と諍うし,検事さんは子供を迎えに保育園に行くし,裁判官はヒャッハー一ヶ月のロングバケーションだぜぇぇって大家族(数十人!)で休みを満喫する.
それらを映し出すキャメラワークは極端に定点的.市井に生きる人々の地域に根差した生活を象徴しているかのようでした.市井の人々,定点カメラといえば人生タクシーという佳作を連想しました.あの作品はカメラに人々が近づいていきましたが,本作は日常の中にカメラがどんを居を構える感じであります.日常といえば,亡くなった下水管清掃員の奥さんが自身の年齢知らなかったり,マラーティー語とヒンドゥー語と英語が共存したりで,インドの日常を知る資料としても価値はありました.
印象に残ったのが一日の業務を終えた法廷シーン.当たり前だが時間がくれば室内の電灯は消され,ドアは閉じられ,誰もいない法廷室がそこに存在するだけ,そしてその真っ暗になった法廷をキャメラは映し出します.一ヶ月の休みが明けたその日の朝には,何事もなかったように解錠され電灯が灯り大勢に人々が集い粛々と裁判が行われる日常が深く感じ取られます.
裁判といえば,驚いたのがインドの裁判制度.まさに流れ作業.病院の診察のように案件が一つ終われば「次の人どーぞー」って新たな裁判が開廷される.効率的といえばいいのか,それだけ案件多いのかしら.
猫田

猫田の感想・評価

3.9
嘘みたいな罪で捕まるおっさんに、アメイジングなインドの予感。案の定、インドの法廷内の様子や やりとりがツッコミどころ満載で「笑ってはいけない裁判所」のようにも見えてきて妙に笑えた(多分、自分だけ)。裁判やそこに関わる人を通して、長い歴史はあれど現代社会の基盤はいまだざっくりとしたインドという国の構造が上から下までわかるようになってるのが地味にすごい。淡々としたまじめ展開ながら、シニカルな面白さも加わって個人的にはまったく見飽きなかった。でも、インドはやっぱりカオス
Ichiro

Ichiroの感想・評価

3.7
インドの社会派映画。ある裁判を中心に構成された群像劇、といった味わい。散漫な構成になってしまっていたのが残念。自然なインドの風景や被告の詩人が歌うときのインド伝統音楽が良かった。
後半から裁判の様子が面白くなってきたが、扱っている問題が広すぎで散乱としている感じがした。インドのカースト制度やら色々な社会問題を扱っているらしく、専門家とかインドに実際に住んでいる人じゃないとわからないと思われる。貼ってある写真の人物とかも重要な設定らしいけど普通の人が分かるわけない(´⊙ω⊙`)
池田

池田の感想・評価

3.0
文化の壁を感じた.
世界にインドを発信する映画にしてはわかりにくい.
しも

しもの感想・評価

3.6
現代インドが抱える問題に、鋭く切り込む社会派映画かと思って見に行った。
すると視点がくるくる変わる。
どうも「裁き」にまつわる群像劇のようだ。演劇的な手法を取り入れているようにも思える。
そんな中にも、格差社会や多民族国家、家族の問題など、様々な問題が見え隠れする。
歌い踊るだけじゃない、新しいインド映画を見た。
ryo

ryoの感想・評価

4.0
『バーフバリ』が好きなので、インドってどういう国なの?と興味が出てきて。

被告人の思想の中身についてはあまり深くは描かれず、裁判の進行と、弁護士や検察官、裁判官の私生活(日常生活を通して各人のバックグラウンドがうかがえる)が淡々と描かれる。

淡々としているけれど、私にとってはインドの景色がもの珍しいので飽きない。
すごくざっくりとした感想を言うと、インドの町はカラフルだなと…。

思想の自由、身の安全、貧富の差、移民、宗教…といったことを考えました。

訪ねてきた人に、話が一段落したらチャイや水を勧めていたのは、暑い国ゆえの文化なのかな、と思った。
abemathy

abemathyの感想・評価

4.5
同じ理由=裁判で集まった人たちでも、各々立ち位置、考え方、生活があるという作りがよかった。撮影方法も合っていたし、一周回って斬新ささえ感じた。眠くはなった。
とにかく「知らない国で暮らす人たちの常識を垣間見る映画」が好み。眠くはなった。

【翌日追記】
もう一回頭から観て驚いた。なんて無駄のない美しい作り。意味がわかると怖い話という感じだった。
怖くてブルブル震えた。そして、眠くなっていた自分、愚か過ぎて震えた。
2014年製作インドの踊らない裁判映画。

なかなか独特な雰囲気の作品でした☆

第三者の目線、というかそのシーンを見渡すように遠くから撮るカメラワーク。
ストーリィに直接関係の無い描写の数々。

116分ありますが、本来なら10分もあれば終わると思うw

でも、その余分は"遊び"として、インドの日常を感じられるユニークな作りでした。



65歳の民衆詩人ナーラーヤン・カンブレが逮捕される。

自殺を助長するような歌を歌い、そのせいで若者が自殺したというのだ。

弁護士のヴォーラーは、彼の為、奮闘するが……



奮闘…してたかなw???

裁判を撮しつつ、弁護士や検察の日常風景が同じ位の割合で挿入されるんですよ。
ご飯食べたり、演劇鑑賞に行ったり、ご飯食べたり、ご飯食べたり(笑)

そこで、インドの慣習や生活風景に触れられるのは楽しい♪
演劇とか吉本新喜劇みたいだったし( ´∀`)

で、裁判が始まる。
かと思いきや、カンブレのじゃない裁判が唐突に始まって??となったりw

でも、大筋以外でも人々は生きて何かをしている訳で。
そういう全てをひっくるめて作品を撮りたかったのかなぁ、と感じました。

でも、やっぱり長いし淡々としていて、眠くはなりましたね(´Д`)
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