デタッチメント 優しい無関心の作品情報・感想・評価

「デタッチメント 優しい無関心」に投稿された感想・評価

Miho

Mihoの感想・評価

3.8
教師が振る舞うべき態度としての当たり障りない優しさ、その場の取り繕いに一生を求められるんだから荷が重い。全部無関心でいられたら楽なのに、徹せないからこそ難しい。
先生なんて熱意と優しさだけじゃやってられんだろうなあ。重い
Acne

Acneの感想・評価

3.9
ドキュメンタリーのような作品。

人に優しくする反面、裏で何かに強く当たってしまうような主人公が
まるで自分を見ているようで、グッと締め付けられた。

先生としての自分、親に対しての自分、居候させているエリカに対しての自分。
それぞれの立場に、色々な思いを巡らせ、それぞれの態度をとる主人公。

人の揺れ動く感情を見事に描き出しており、物語が紡ぐ展開もどこか現実のような感覚を覚えた。
マイナーな作品なのかレンタル店に全くなく、遠出してやっとDVDを見つけて見たが、その苦労の甲斐があった作品ではあった。

また、見たいと思える作品でした。
Cecilia

Ceciliaの感想・評価

4.5
負の感情をここまでセンセーショナルに、美しく、そしてどす黒く描ける監督の才能に感無量です。
反抗する生徒、モンスターペアレント、精神崩壊寸前の先生達の極端な日常を見て、人間は所詮自分を護り、自分中心でしか生きていけない生き物なんだと感じました。自分のことで精一杯で他人に構っている暇はない、と。でもそうしているうちにどんどん自分を見失っていき、気づいた時には虚無感しか残っていなくて。その寂しさや苛立ちを爆発させられる子供と、体裁上それができない大人の対比もリアルでした。この作品は、何事にも極力干渉しない術を刷り込まれてしまった現代人の歪な心の叫びのように感じました。
【一方通行】


『愛情は常に一方通行』であり、
『双方心を通わせている一組の形』を見る度、
素敵なことでも"嫉妬"しかなく。


『無作為にばら撒かれている愛情』も、『自分だけの物だと信じたい』けれど、
それが"信じ難い"ものであると実は気付いており、
人は誰しも"傷"付いています。


【九死に一生】


"九つの死"は、
『愛に応えなかった者の責任か?』
【それは違うと思います。】


"十ある生命"の内、
人はどう足掻いても、
"一つの生"しか選べません。


"二つ"与えていると思っていても、
それは『一つを半分にして分け与えているだけ』かも。
【しかし間違いではないかもしれません。】


『一つの生で餡を包みこんでも良し。』
『一つの生をピザのように切り分けて与えるも良し。』


『生は一つだからこそ尊い』ものであり、
"自ら"生を食すのは、
『生の使い途を決めてからでも遅くはない』かもしれません。
mem

memの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

以前GYAOで配信されていた時に鑑賞。
エイドリアン・ブロディ目当てで。おじさんなんだけどなー綺麗だよなー。エリカが幸せになれたので個人的にはハピエン。エリカ以外の女が見ててしんどい、見苦しい。教育問題云々難しいことは置いといて「限界学校を渡り歩く過干渉を嫌がる教師が人恋しさを知った物語」くらいに見たほうがいいような。
tori

toriの感想・評価

3.5
将来は正しい教育が創る
正しい教育には熱意とスキルを持った教師が不可欠

日本
昔は子供も親も教師を尊敬していた
日教組が出来て教師間で不協和音が生まれた
モンスターペアレンツ出現
子供が親と一緒に教師を馬鹿にするようになった

アメリカ
多様性と権利主張、銃、ドラックなど日本より教師にとって過酷な社会

両国とも多少気の利いた人間なら教師になりたくないとだろう

日本
教育レベルの低下で国力は落ちるのみ
それはどうでも良いとして
せめて自分自身を傷つけない教育をして欲しい
(先進国若者自殺率世界一の国民としての願い)
We're failing. We're failing, failed to a sense that we have let everyone down, including ourselve
saki

sakiの感想・評価

4.0
教員もひとりの人間ということを再確認した。学校では先生として振る舞っているけど、外へ出てしまえば誰かの子供や
誰かの恋人なんだなと思った。でも、生徒はそんなことを考えてなくて、先生は自分たちを縛る敵とみなしてる。そう思われると生徒に向き合う気持ちも失せてしまうという悪循環。でも、生徒と近すぎてもいけないし、遠くてもいけない。先生って立場は難しい、教育は難しいと思った。
若者ってエネルギーが有り余ってるのか、なんでも敵視して攻撃したりするけど、もっと違うベクトルがあるってことを先生から学べるいいのになぁと客観的に見ると思う。それが難しいんだろうけど…。

考えさせられるいい映画だった。教育は誰にでも関係のあるテーマだから、見る人によっていろんな感想がでてきそうで面白そう。

あと、途中の黒板アート的なのがすごい良かった!
行き場の無い怒りと悲しみは昇華されることもなく、ずっと心の奥底で微睡み続ける。
紫色部

紫色部の感想・評価

2.0
2018.2.27 GYAO!

ショットとかそういうのはちょっと撮れないのでクローズアップで誤魔化します!良さげなシーンになると突然後ろから光が射します!回想シーンを挟む時には画質が粗くなります!優しい!
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