140字プロレス鶴見辰吾ジラ

オペレーション・メコンの140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

オペレーション・メコン(2016年製作の映画)
3.9
CGの粗い部分は多いものの、アクションへのルックの良さや雄大な自然と空撮ショット、GoPro使用のスリリングなアクション描写とカット割りの絵作くりに関しては素晴らしい。香港映画版「シンゴジラ」という威信を賭けたアクション大作と言うにふさわしい熱量。ショッピングモール内や敵地でのジャングル戦闘は圧巻で、ヒューマンドラマ描写は雑な印象があり、クライマックスも陳腐な自己犠牲のエモーションは、アドレナリン任せな気もするが、人が感情的になりやすいギミックの使いどころが憎くもあり、見終わった後のテンションが上がった状態でのエンドロール突入に思わず拍手をしたくなった。