kuu

テイクダウン TAKE DOWNのkuuのレビュー・感想・評価

テイクダウン TAKE DOWN(2016年製作の映画)
2.5
『TAKE DOWN/テイクダウン』
原題 Billionaire Ransom.
製作年 2016年。上映時間 107分。

素行不良の富豪子息たちが集まる孤島の更生施設を舞台に、誘拐犯に狙われた少年たちがサバイバルを繰り広げる。
ジェレミー・サンプター、エド・ウェストウィックらが出演したサバイバル・アクション。
また、共演のフィービー・トンキンとトレイシー・イフェアチャーは『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のスピンオフ『The Originals 』に共に出てた。

あまりの素行不良ぶりに、裕福な親によって孤島の更生施設に送られた青年カイル。
同じ境遇の若者たちとともに生きる術を学ぶカイルだが、彼らの親の財産を狙う武装集団が誘拐目的で孤島に上陸し、彼は生き残りを懸けた過酷な戦いに挑む。

オイオイ!10代の放蕩を尽くしてきたクソガキが、チョイとのサバイバル訓練で、武装集団(戦歴もある殺人の特殊訓練をうけた)と戦い倒せるのかっ!!
武装集団は武器なし
  🔃
10m離れて
  🔃
クソガキたちがAPC9サブマシンガンをブッぱなすなら、あくまでもクソガキがマシンガンを使いこなせたらやけど勝てるかも知れへん。
が、今作品のようにクソガキたちが、武装集団に白兵戦で勝つのは武装集団が心臓マヒや脳卒中起こらない限りありえない。
こないな希望は、木村くんのドラマ『未来への10カウント』で、ボクシングをはじめた高校生が強豪高の学生ボクサーに勝とうと立ち向かうより陳腐。
ホント、一生懸命何年もかけてトレーニングを積んで(善きにせよ悪きにせよ)何かに打ち込んできたモノはそう容易くないし、敬意を払うならハンデありにしなきゃ。
今作品は対等に勝とうなどとアホか!ってアホやし放蕩を尽くしとんのやろけど。。。
『未来への10カウント』人気はないみたいやけど、B'zの主題歌と木村くん推しで最終回はどないになるんか(関係ない話で🙇‍♂️んで見とんのかいっ🙇‍♂️)。

偖、今作品は、向かう方向性、何に成りたいんか良くわからない。最高額の身代金誘拐という設定だが、誘拐どころか愉快でもなかった。
どうもキャラに入れなかったかな。
大半の時間を、野に放たれたクソガキたちの体験と、彼らが悟りを開いて、より良い人間になるまでの旅の詳細に費やしている。
(って数日で立ち直れるなら世話ないわっての)
今作品は、子供たちに焦点を合わせているときは、まぁ悪くない物語ではあるんやけど、その後、誘拐を計画しているグループの断片で物語から引き離され、いや、戻されると支離滅裂な感じがしました。
突然、あ!!そやそや、誘拐と身代金のお話があったんやったって思い出し、なんか、妙にがっかりしてしまう。
この信託資金的なクソガキたちが、自由になること、そして前世以上のものを求めることがどういうことかを学ぶという映画なら、簡単に見ることができるのに。
今作品の個人的に苦手な要因は、二律背反。
2つのパートは別々の映画として素晴らしいものになった可能性はあるけど。。。
まぁ最後まで見れましたし、むちゃくちゃ悪い作品でもないし、善き作品ともお世辞にも云えない作品でした。
kuu

kuu