すがり

MEG ザ・モンスターのすがりのレビュー・感想・評価

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)
3.6
サメ映画好き。

ゾンビも好き、モンスターやらパニックやらの所謂そういう映画好き。

というところからスタートして、あの天下のステイサムがサメと戦うってもうその文字列だけでこの映画には感謝しか無い。

サメ映画の個性というのはいつのまにか「サメの形態」に強く現れるようになっていたと思うが、ロスト・バケーションにしろ海底47mにしろ近年形態に頼らない、極端に言えば真面目なサメ映画で尚且つ良作が揃うという奇跡的状況が起きている。

その流れにあってこのMEG、巨大という点は形態に頼った節があるものの、かつて存在したという事実がただ奇抜なものにはしない。

理論はともかくMEGの理由を深海に求めるのは自然な流れでわくわくした。
シーラカンス居たしくらいのノリなのかも知れない。
真面目な顔してこういう弛緩した空気が漂うのもサメ映画の魅力のひとつだ。

女の子とサメの初めての出会いはなかなか恐怖があったし、もはや月並みと化した安易な爆発も用いずにきちんとステイサムの魅力によって戦いを繰り広げている点にも好感がある。

サメとは関係がないが突然始まるラップには楽しく笑わせてもらった。

他に気になるのはステイサムの肉体美だ。
何なんだあの身体は。
実はCGなんじゃないのか。
そんなステイサムが裸でそこに居たら女も男もそりゃあ二度見三度見しちゃうよね。仕方ない。
すがり

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