horahuki

モンスター・モーテルのhorahukiのレビュー・感想・評価

モンスター・モーテル(2016年製作の映画)
3.1
下半身で動く超絶お下品ゾンビ!!
海に行く途中、一発ヤルために寄ったモーテルで逆にゾンビに一発ヤラレちゃう(むしろヤっちゃう)ゾンビ映画。

開始10分で死姦、放尿、近親相姦、アレを食べ食べというスーパーコンボを見せつけてくれる出し惜しみのなさに拍手!その後も全く手を抜くことなく、ゾンビと人間入り乱れてのヤリヤラレなアホな展開と下品すぎるネタをばら撒きまくったパワー全開ホラーコメディです。

遺体安置所?のオッサンが、運ばれてきた女の死体を犯しちゃうとこから物語が始まるわけですが、その女が何かに感染していたようで、オッサンがゾンビ化!このゾンビが超強い。なんと頭を撃っても死にません。

そいつが色んな奴を犯してゾンビ菌撒き散らしながら移動するんですが、ゾンビ化した奴らが辿り着いたのが若者集団がいるモーテル。ゾンビ化した男は女を犯すことに必死だし、逆にゾンビ化した女は棒を探して迫ってくる。そんな性欲モンスターと化したゾンビたちから、下半身を守るために若者たちが逃げまどうわけです。このモーテルを舞台として、事態に気づいた若者たち、性欲全開ゾンビたち、管理人の三つ巴サバイバルバトルが勃発するというのが大筋。

アホな若者集団の定番ですが、ヤルことしか考えてないクソ野郎が本作にもおるわけですよ。前から狙ってたヒロインと一発やろうとしつこく迫るけど、案の定拒否られ逆ギレ。そんでしばらくしてから再チャレンジ!と意気込んでヒロインのいる部屋に再突入。この後の一連の流れが最高に笑えて死にそうだった(笑)ここは是非見てほしい!!映画史上屈指の名シーンです!

本作のゾンビは性病の象徴なわけですが、一応病気なのに不謹慎極まりないアホさ全振りで最後まで押し通した清々しさがとっても楽しい作品でした。お下品映画愛好家の方には是非オススメしたい作品です。

『歯まん』っていう歯が生えたモンスターま◯こがち◯こをパックンチョするとんでもない邦画が今年のカリコレでやってましたが、当然肝心のものは見せてくれなかったわけです。でも今作はその『歯まん』をじっくりと見せてくれるという激アツ映画。この映画ヤベェっすよ!
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