「ジブリの実写版」みたいな感想を見かけますが、ジブリ作品をほとんど見たことがない残念な自分は良くわからず…。それはさておき、まあ普通に楽しめたかな。
舞台は鎌倉で、そこでは幽霊や魔物、妖怪といった「人ならざるもの」が姿を現し、人々もそれを受け入れ、普通に生活している。ミステリー作家一色正和のもとに嫁いできた亜紀子は驚くが、正和の「ここは鎌倉だぜ」の一言で説明終了。
そんな鎌倉である日、とあることによって、亜紀子が黄泉の国へと旅立ってしまう。正和は亜紀子を取り戻すため黄泉の国へ行くことを決意する。
物語はありがちな流れではあるけれど、上手いこと出来ていて、なるほどなあ、DESTINYってそういうことなのね、と納得。どんな人にも優しく、そして愛は勝つ、みたいな。魔物や妖怪が嫌いでなけれれば、小さい子供とかと一緒に見たりするのにピッタリな映画のような気がする。
●物語(50%×3.5):1.75
・ベタな内容ならではの安定感。
●演技、演出(30%×3.5):1.05
・安藤サクラさんが好印象。
●画、音、音楽(20%×4.0):0.80
・画が見どころではないかと。あと主題歌が記憶に残る。