きょう

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のきょうのレビュー・感想・評価

4.0
第2次世界大戦勃発後、ナチスドイツの勢いはとどまることを知らず、フランスの陥落も近いとうわさされる中、英国にもドイツ軍侵攻の危機が迫っていた。ダンケルクで連合軍が苦戦を強いられている最中に、ゲイリーオールドマン演じる、英国首相に着任したばかりのウィンストン・チャーチルがヨーロッパの命運を握ることになる。彼はヒトラーとの和平か徹底抗戦かという難問を突き付けられ……。


ちょうど終戦記念日近くということで、このような、戦争にまつわる作品が観たくなり、フォローさせて頂いている方でヒトラー関連の作品を鑑賞されている方もいたのもあり、観ました☺️
こちらは戦争が背景にあるのですが、激しい戦闘シーンなど一切なく、政治的な部分が大きく描かれています💦
ナチスドイツの勢力が拡大して、ヨーロッパ中が危機にさらされ…😱💦
そんな時にウィンストンチャーチルがイギリス首相に就任します。
しかし、彼は政策がうまくいかなかったことが多くて、「政界一の嫌われ者」と言われていました😣
そんな彼だから敵も多く、追い込まれながらも、様々な方法を打ち出していきますが、迷える自分も居て…💦
チャーチルは周りにどう思われても、強気な姿勢な男ですが、自分の家族の女性陣に対する姿など見ると、弱音を吐いたりなど、人間臭い部分もあるのだなと思いました😌
ヒトラーとの和平か?徹底抗戦か?
チャーチルがとった方法は、国王からのアドバイスで、市民の声を直接聞くことでした。自ら地下鉄に乗り込んで、様々な市民と対話するシーンには胸が熱くなりました。
そして、国王とも友情的な気持ちが芽生えた部分も。
やはり、会議室の中で何事も決めてはいけない、現実世界に生きる市民の声が一番説得力がある!そう感じました。
ラストの演説のシーンは圧巻すぎました🥹✨
もし、ヒトラーとの和平を選んでいたら、今のイギリス🇬🇧はなかったかもしれませんね💦


ゲイリーオールドマンの特殊メイクが素晴らしすぎます👏🏻ここまで変身するとは😲‼️言われなければ、きっと誰だかわからないですね😂
ゲイリーオールドマンと言えば、私の中では、「レオン」や「ダークナイト3部作」や「ザ・ウォーカー」です😁
ゲイリーオールドマンの圧巻すぎる演技で、チャーチルがイギリスの歴代首相で最も皆から尊敬された人物ということが納得させられました👍🏻
アカデミー賞主演男優賞も納得👏🏻
男性キャストが多い中での唯一の女性陣のチャーチルの奥様役のクリスティンスコットトーマスや秘書役のリリージェームズもしっかり脇を固めていました。
淡々とした作りながら、会議室での緊迫感もあり、見応えたっぷりな作品でした👏🏻
きょう

きょう