のnきち

孤狼の血ののnきちのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
4.4
2018年鑑賞no.69(劇場鑑賞no.54)

新宿バルト9 シアター9 E-18

白石和彌監督作品なので早く観たいと思っていた。
レディースDAYにもかかわらず、この男臭い作品を鑑賞。

原作未読。

極道エンターテイメント作品。
さすが白石監督、期待を裏切らない見応え!
役者も輝いていた。

安定の役所広司。
マル暴の刑事も合っていた。

松坂桃李は最近キテる!
個人的なツボにはハマらない桃李くんの芝居から目が離せない。
真面目で普通の感覚を持った広島県警の若きエリート警察官、日岡秀一も彼だから成立すると納得させられた。
特に、大上の日記を見つけて変化する後半は震えた。

個人的に一番は、尾谷組の構成員永川を演じた中村倫也。
狂気に満ちた芝居が好き。
だけど、電話ボックスの中の画が印象に残った。


全体的にスピードや衝撃的な描写が白石監督っぽさが感じられて良かったが、大上が居なくなってからの展開が好きだった。
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