みや

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2のみやのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「ハリー・ポッター」シリーズの完結編。

原作既読。
ヴォルデモート卿がダンブルドア校長の墓を暴いて杖を奪う場面から始まる。2時間10分は今までに比べると短いはずなのに長く感じた。それはとてもいい意味で。ボリュームも見応えも大満足。
特に学園の大バトルは迫力があって最高だった!小説でも充分に面白かったけれど、こういう戦いに関しては映画で視覚的に観るとその何倍も面白くなる。小説も映画もどちらも楽しめて良かった。

最後の最後、分霊箱の蛇に止めをさすのがネビルだっていうのは本当に熱い。小説から改変されないで本当に良かった。ネビルかっこいいよ。本当にかっこいい。第1作目からの成長が本当にすばらしい。

ドラコの葛藤を考えると想像がどんどん広がっていく。なぜベアトリクスにハリーだと言わなかったのか。彼はハリーに対してどんな気持ちを抱き続けてきたのか。それがどう変化したのか。親子三人で帰った後、どのように過ごしたのか。スピンオフでドラコをもっと知りたい。

子供の頃のスネイプ先生がめちゃくちゃかわいかった。そこから一連の過去の回想が切なすぎるし、全てが繋がってゾクゾクするし、素晴らしい。

学校でのバトルで先生方が戦うのもかっこよかった。シリーズ1から出ていてもそこまで目立たずにいた先生たちの活躍は、子供たちが頑張るのと同じくらい嬉しくなった。
ウィーズリー家のママが戦うのもかっこよかった!
パーシーが家族の元に戻ってきたのはフレッドが死んでしまった場面で気付いたのだけれど、その前の段階でも登場していたんだろうか。映画では不仲になっていた話がずっとカットされていたからどうなるんだろうと思っていたが、さりげなくちゃんと戻ってきてくれていて嬉しかった。

次はファンタビを楽しみに観るぞ。
みや

みや