こぼちゃん

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉のこぼちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
原作J・R・R・トールキン(英国)、監督ピーター・ジャクソン、脚本フラン・ウォルシュほか。シリーズ2作目。

前作終盤で、別れて戦うことになった。フロドとサム(ホビット4人の内、2人)は独力でモルドールの滅びの山への旅を続け、かつての指輪の持ち主のゴラム(善悪の二面性を持つ)が尾行。途中で捕まえるが、サムの反対を押し切り、連れていくフロド。

別行動となった剣士アラゴルンと弓使いレゴラスとドワーフのギムリの3人は、オークとウルク=ハイにさらわれたメリーとピピン(ホビット)を追っていた。サルマン(悪に寝返った魔法使い)の軍勢は角笛城に近付いていた。ウルク=ハイの数は1万を下らない。一方、ローハンの軍勢は老人から子供まで国中の男たちが武器を手にしてもわずか300人。

ゴンドールの国王は、頭が古く頑固者。当然、壊滅状態に向かう。そんな中、エルフの援軍。ガンダルフ(いい魔法使い)とエオメル(ローハンの将軍)の率いるロヒアリム部隊の援軍。コビットのメリーとピピンは、木の鬚率いるエントたち(巨大な森の精)の助けを得て、サルマンの兵士を壊滅。

誰かがもう駄目だと思うたびに、8人(1人戦士)の仲間が、交互に助け合い、あるいは援軍を率いて窮地を脱するのが楽しい。永遠の寿命を捨てても、戦士アラゴルンに恋するエルフの姫を応援したくなる。

前作に比べて、ホビットやドワーフも大活躍。公開当時、女友達は、剣士アラゴルン派とエルフの弓使いレゴラス派に分かれていた。戦いのシーンが増え、個々の魅力が経ってきたシリーズ2作目。
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