サラリーマン岡崎

心と体とのサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

心と体と(2017年製作の映画)
4.1
アカデミー賞外国語映画賞ラッシュの2発目。
コミュ障の俺の映画ではないか!

見た目からコミュ障のヒロインと隠れコミュ障の主人公。
そんなコミュ障同士の恋は夢から始まる。

「夢は全てを解放する場所」と監督は言うけど、確かにそうだ。
心の中で秘めているものが全て目の前に現れる(あれ、レディープレイヤーワン?)
現実世界では自分を開けないコミュ障のふたりは夢の中で解放される。
その解放される場で出会ったら、
そりゃ恋するよね。

現実世界ではなかなかコミュ障の人は受け入れられない。
ヒロインみたいに周りから疎まれたり、
からかわれたりする。
主人公に関しては、それを予防するように人と距離を置く。
俺もその気持ちわかります…
だから、映画を観ることで、画面に映る人々の人生を生きることで、
それを解放させてるのかもしれない。
すべてを解放している人をみるととても羨ましいし、そういう人を人としてを好きになる。

今回はそんなコミュ障同士が心を通わせることで、お互いが解放されていく姿を描いてるけど、
それがコミュ障だけじゃなく、
コミュ強の人にも解放できるようになったらとてもいい社会になるよね。

がんばります。