バルバワ

ポリス・ストーリー/REBORNのバルバワのレビュー・感想・評価

ポリス・ストーリー/REBORN(2017年製作の映画)
3.6
1月11日に『クリード2 炎の宿敵』の公開までにスタローンのような往年のアクションスターの映画をなるべく観よう、ということで鑑賞致しました!二人が共演する映画は頓挫しちゃったんですかねぇ…キニナル( ´〰️`)

いやぁ…ある意味では今年で一番びっくりしました!

あらすじはジャッキー・チェンvs人造人間!…的な感じです。………これは『ポリス・ストーリー』のあらすじです。もちろん名曲《英雄故事》も新しいバージョンで流れます!メンチィ( ´∀`")


えーと、本当にびっくりしました!冒頭の『スター・ウォーズ』の帝国軍みたいな連中が登場するですもの!しかも、どこからともなく!

もうこの帝国ぐn…人造人間集団がハイテクで歩兵はレーザーガン常備、女幹部は小型のビームサーベルを持っていたり、メカの心臓があったり、本拠地が空母だったりします。ハイテクですねぇ、しかし移動手段は車。黒いアウディです。もう車からハイテク武装をした兵隊が出てくるシーンは頭がクラクラしました。

また、敵は結構大規模かつ大雑把な破壊活動をしているにも関わらずあんまり知名度はなく街中で浮きまくりなのです。ホテルで「なにあれ、コスプレ?クスクス( *´艸`)」って笑われているシーンには涙が出そうになりました。

味方側は戦闘力が非常に高く、ジャッキー演じるリンは当たり前のように強いのですが、そのリンの右腕である捜査員スー姐さんが非常に強くアクションが華麗で今年観た近接格闘で一番カッコよかったです!

またジャッキー映画特有のわちゃわちゃしたコメディ要素満載なアクションもあります。コメディアクションを若手に任せている所もジャッキーが今後を見据えている気がしました。

まあ、味方も敵もユルいのは言わずもがなです。特にあの変装はバレるでしょ!ヒロインのナンシーがある幻視に苛まれるのですがあれは主観視点じゃなきゃダメでしょ!最後の最後、飛行石を持ってるのかと思われるような落下の仕方…地球には重力あるでしょ!とかツッコミ所は笑えるから良いにしても、最後のNGシーンがちょっとおちゃらけが多かったのが残念でした(勿論、凄く真剣なシーンもありましたよ)。

でも、やっぱりジャッキー映画を観ることのできる幸せは十分感じることができました!『ボヘミアン・ラプソディ』のように応援上映をして皆で《英雄故事》を歌いたいですね!
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