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逆光の頃の小のレビュー・感想・評価

逆光の頃(2017年製作の映画)
3.6
観ると京都に行きたくなるらしいので鑑賞。夏休みに行く予定なので…。街並みとか、五重塔とか、舞子はんとか、大文字とか、京都らしいシーンが目白押し。特に見栄えが良かったのは、夜、お店の光に照らされた鴨川沿いを歩くシーンかな。

静かな時間が長く、寝落ちしてもおかしくないところだったけれど、なんとか耐えられたのはこの場所どこかなあと思って観ていたからかもしれない。ちなみに隣の席からはイビキが…。

ストーリーは高校時代のまぶしいあの時、みたいな。親友との別れ、幼なじみの女の子との恋、同級生とのケンカなどを通じ、漠然とした不安な気持ちの高校2年男子が少しずつ成長していく。

なんてことはない物語だけれど、美少年主人公とともに京の町を見て回り、風鈴の音と心地よい映像に誘われて、そこに行ってみたくなる。でも実際には凄く暑いんだよね~とか過去の記憶を呼び起こしてしまう無粋な自分が残念。

●物語(50%×3.0):1.50
・高校生の成長譚。オジサン的には物語は添え物かな。

●演技、演出(30%×3.5):1.05
・こんな女の子がそばにいてくれたら、高校生活も楽しいだろうなあ、と妄想。

●映像、音、音楽(20%×5.0):1.00
・これが楽しみ。
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