鍋レモン

コーダの鍋レモンのレビュー・感想・評価

コーダ(2013年製作の映画)
3.6
⚪概要とあらすじ
ショートフィルム。

酔っぱらいの死者の魂が、よろめきながら街の中をさまよっている。公園のベンチに座ると、ついにあの世からのお迎えが来てしまう。彼はまだあの世に行く決心ができず、その使者に頼んで沢山のこの世の光景を見せてもらう...。

⚪感想
物寂しいけど温かみのある作品。

字幕もあり助かる。

丸い気もするし尖っている気もする不思議なイラスト。
少しパステルっぽいけどダークで好きな色味。
観ていると不思議な感覚に陥る。

ちょっと心がきゅとなるような音楽と内容だけどどこか温かい。

人は死んだらどうなるんだろうか。

走馬灯というか今まで経験したことや思い出を見せられたらまだ生きたいと思ってしまうものなのか。

死神のようで死神ではない謎の人物がミステリアスで好きだった。
神様なのかな。
女性の時はなんか聖母マリアっぽかった。処女懐胎だから合致しているような気も。

登場人物の動きがふわふわしていた。

死というものが漠然と恐ろしくなったりするけどこの作品を観るとそうではないのかなと思えたり。

関連に出てきてたまたま観ただけでほぼ関係ないけどYouTubeにある『The Ancestor』というミュージックビデオの内容も死を扱っていて、この作品に少し似ていて素敵な作品だから是非観て欲しい。残念ながらミュージックビデオだからフィルマークスに載っていないんだけどほぼショートフィルム。



⚪以下ネタバレ



あの男性はまた違う命に生まれ変わるのかな。

⚪鑑賞
YouTubeで鑑賞。
鍋レモン

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