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伝説のアニメーター フロイド・ノーマン

『伝説のアニメーター フロイド・ノーマン』に投稿された感想・評価

ディズニーの伝説的アニメーター、フロイド・ノーマンの半生に迫るドキュメンタリー。
まだ黒人に対する偏見や差別がひどかった時代だから、1950年代の終わりにディズニーに入社、その類まれな才能はいち早く社内でも評価され、『眠れる森の美女』『101匹わんちゃん』など数多くの名作に関わってきたフロイド。ディズニー・レジェンドとして名高い9人のアニメーター、「ナイン・オールド・メン」の下で日々スパルタ指導を受け、実際に生前のディズニーとも仕事していたという、まさにディズニー全盛期を目撃した生き証人。80歳を超えた今もご健在、定年退職した後もまだ彼のデスクがあって日々通ってはさまざまなプロジェクトにアドバイザー及びクリエイターとして参加していらっしゃるそう。

多くの差別を受けてきた...というお涙頂戴なドキュメンタリーではなく、あくまで彼はただ絵を描くのが好きだからこの仕事を続けてきただけ、と明るくお話しされる姿が印象的でした。上司たちはあくまで彼の才能に惚れ込んで、偏見など持たずに雇用に踏み切ったわけで。いかに彼が絵を描くことを愛し、ひたむきに向き合っていたかがじわじわ伝わってくる素敵なドキュメンタリーでした。
ウォルト・ディズニーはやはり上司としては非常に厳しい存在だったなんて裏話も聞けて、私たちファンには絶対計り知れない部分を知られたのも興味深かったです。ヘビースモーカーだったのも初耳!

しかし、自分の才能を一番生かすべき場所として黒人史の映画を手がけたり、かの有名なハンナ・バーベラ社でアニメーターとして働いたり、とにかくものすごいキャリアの持ち主。その一方でディズニーの都合で何回も解雇され、さらには呼び戻され...を繰り返したのは何だか気の毒でした。
普通のディズニーのドキュメンタリーでは絶対に描かれないような、会社自体の「闇」の部分にも少し触れていて、その意味でも面白かったです。

好きを仕事にする、って永遠の憧れ。仕事へのモチベーションを与えてくれる作品でした。
Oscar
3.6
ディズニースタジオ初の黒人アニメーターの人生を振り返るドキュメンタリー。
途中かなり沢山の昔のアメリカのテレビ番組名が出てきて、これっぽっちもわかるわけがなく少し眠かったですが。
一見一人のベテランアニメーターの生涯を辿るだけかと思いきや、ディズニーという会社が今も抱えてる暗黒の領域、年齢差別という裏側にしっかりメスを入れてましたね。
向こうのドキュメンタリーの凄いところはディズニーみたいな巨大企業にも怯まず思っている不満とかをぶちまけるところです。
こういう話はなかなか中の人じゃないと見えない話だから尚更ドキュメンタリーとして価値があるよね。
友人の方の寂しい顔が忘れられないなぁ…

それでも当の本人は関わることが大切でお金なんて関係ないなんて聖人君子みたいなこといってましたけど。
偉すぎるわ。




ところで最近のディズニーの世界侵略模様にメスを入れる人はいないんですかね…?



…おや?誰かが来たようだ。
kaname
3.0
アメリカの天才アニメーターの半生。ちょこちょこと差し挟まれるアニメがかわいい。

ディズニー、ピクサー史も追えて学びがある。

『伝説のアニメーター フロイド・ノーマン』に似ている作品

デヴィッド・リンチ:アートライフ

上映日:

2018年01月27日

製作国:

上映時間:

88分
3.5

あらすじ

アメリカの小さな田舎町で家族と過ごした幼少期、アーティストとしての人生に憧れながらも溢れ出る創造性を持て余した学生時代の退屈と憂鬱。後の『マルホランド・ドライブ』(2001年)美術監督であ…

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