のnきち

となりの怪物くんののnきちのレビュー・感想・評価

となりの怪物くん(2018年製作の映画)
3.8
2018年鑑賞no.57(劇場鑑賞no.47)

tohoシネマズ上野 スクリーン8 E-11
(大きいスクリーンで初日に観たくて、初tohoシネマズ上野へ!視界良好!!)

原作未読。
アニメ鑑賞済み。

個人的なひとことで言うと、
キラキラ菅田くんを堪能できる作品。

完全にキャスト目当て。
個人的に菅田将暉のデビューからの過去出演作を思い出させてくれるキャスト(速水もこみち、古川雄輝、池田エライザ、山田裕貴、佐野史郎)且つ、初共演の土屋太鳳とダブル主演とのことで期待値大。

土屋太鳳の〝菅田くん史上最高に可愛い作品〟だという言葉は間違いなかった!

彼は凄い!改めて感じさせらた。
こんなにキラキラした学園モノは高校デビュー以来な気がするけど、デビュー8年目のキラキラ感は堂々としていて、安心して観ることが出来た。
純粋すぎるが故の行動で人を寄せ付けなくなってしまう吉田春の動物的な感じが好き。
欲を言えば、春のダークな部分がもっと色濃く描くと菅田くんの実力を何倍も楽しめた気がする。

土屋太鳳の水谷雫も良かった。
パワフルで元気イメージがある彼女だけに、冷静な雫のイメージが湧かなかったけど良かった。
冒頭と最後のシーンはアニメには無いので、いきなり驚いたけど彼女のキャスティングの理由が理解できた。

全体的に物語はあっさりしてる。

原作とは切り離して観た方が良いのだと思う。

アニメにしか触れていないが、温度感が違う。
闇を抱えた登場人物ばっかりの暗いイメージだったけど、画が全体的に柔らかい撮り方だからなのか、尺の都合もあるし、人物描写に物足りなさを感じる。

ムビチケがあるのでまた観に行く予定だが、改めてこの作品に向き合う為に、原作を読んで臨もうと思った。
のnきち

のnきち