Same

スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネットのSameのレビュー・感想・評価

2.7
スターシップ・トゥルーパーズシリーズ5作目です。3作目まで実写で、4作目のCGアニメ作品『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』の直接の続編になっています。
監督は前作から引き続いて荒牧伸志。
今回はジョニー・リコやディズの声に一作目と同じキャスパー・ヴァンディーンやディナ・メイヤーが参加しており、一作目の大ファンとしてはこれだけで結構グッときます。

まあ、正直このシリーズは一作目だけが大傑作で、2作目以降は低空飛行してるシリーズなんですよねー(3作目は少し頑張ってた笑)
ちなみにCGアニメとしてはみんな忘れてるかもしれないけど笑(もしくは知られてない?)『スターシップ・トゥルーパーズ・クロニクルズ』というテレビシリーズがありまして、DVD持ってるんですが、これがつまんないんだよなー。このクロニクルズはポール・バーホーベンが製作総指揮に名前を連ねていて、リコ達の物語だし一応こっちもオフィシャルではあるんですよ。映画版とは違う世界線の話なので繋がってはないですけど。Wikiによると低視聴率により最終3話が作成されていなくて未完らしいです笑
全部見たのにそんなことも忘れるくらいつまんなかったなあ笑

脱線しました、それで今作は実写映画3作の正当な続編として作られてるので、こんなのでもシリーズのファンなので嬉しいです。
インベイジョンも今作もなんかぬるい映画です。CGアニメのクオリティとしてもしょぼい。キスシーンはちょっとCGが固すぎて見てられなかった笑
2018年にこんなん作ってちゃダメでしょ。

今作は火星にバグが大量発生し、リコ率いる訓練生がその制圧に駆り出されてしまうというストーリーなのですが、慣れてない新兵達の成長みたいなベタなものも、それぞれの兵士のパーソナルなところを描けてないのでイマイチだし、もう少し新種のバグやら熱いガジェットが出てきても良かったな。バグはウォーリアー・バグとプラズマ・バグくらいしか見かけなかったから、新種もみたかった。
リコは前作で失敗した(やむを得ずではあるが地球へのクイーンバグ侵入を許した)ことから火星の衛星基地で新兵の訓練をやらされています。前作の生き残りラッツアスも出てきますよー。
また今回もカールやカルメンがストーリーの主軸に絡んできて、この構図を一切変えない毎度お馴染み感はこのシリーズには求めてないんだけどなあ。そういう意味では2作目はリコ達に全く関係ないお話で結構好きでした。
この映画、監督さんの力量なのかCGの質の問題か前作よりさらに終始緊迫感が無いんですよ。それが致命的。

まあシリーズが見られるので続いてくれたらいいなーとは思いつつ、コンテンツとしては良いので、時々ニュースに上がるリブート話、本気で進めません?
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