Xavier

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のXavierのレビュー・感想・評価

4.5
監督が違うと、こんなにも変わるんだなぁ…
政府職員のアマンダ・ウィラーは、"スターフィッシュ計画"として秘密の実験を行っているナチス時代の研究所ヨトゥンヘイムを破壊するため、減刑と引き換えに犯罪者を集めた特殊部隊タスクフォースX、通称スーサイド・スクワッドを南米の島国、コルト・マルテーゼに送り込む。しかし、部隊の一員であるブラックガードが、コルト・マルテーゼ軍に部隊の情報を流しており、上陸と同時に攻撃を受ける。その結果、チーム はリーダーのリック・フラッグ大佐とハーレイ
クインを残し壊滅してしまい、2人は捕虜となってしまう。
一方、ウィラーはブラッド・スポートをリーダーとする別のチームも用意しており、こちらは上陸に成功する。
その後、フラッグ大佐はチームと合流することに成功し、ハーレイの救出に向かう…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ

観る前は、監督ジェームズ・ガンだけどハーレイしか目につかないから、どうなんだろう?って思ってたんだけど、前作よりはるかに面白かった!
ファーストシーンから、個性的な"極悪人"どもが出て来て、おおっ!って思ってたら、上陸作戦の間に、1人、また1人殺されて行く。
えっ!残ったのはハーレイとフラッグ大佐だけって…
どうすんの?
と思っていたら、別部隊がいてひと安心
(壊滅させられた部隊には、イタチ男や前作にも出ていたブーメランとかいたのに、あっさり死んだのにはビックリ)
でも、かなり笑わせて頂きました(特に、T.D.Kには…)

その間に上陸に成功したブラッドをリーダーとする部隊(ピースメーカー・ラットキャッチャー2・ポルカドッドマン・キングシャークの4人)が中心となって話が進んでいきます。

だけど1番目立つのは、やっぱりハーレイ。
ぶっ飛んでいる所は、前回同様なんだけど、アクションシーンのキレが増し、すんげぇ強くなったなぁって印象が強い

特に脱出のシーンなんか、お見事のひとこと。
"ジャスト・ジゴロ"に乗せ、1人また1人と倒していき、マシンガンを乱射するシーンはハーレイの背後にカラフルな花びら舞い上がる、映像的に映えるシーンだしね

上映時間が130分超、ちょっと長いんじゃね?って思ってたんだけど、話が面白くてサクサク進むから、えっ!もう終わり?って思ったしね

ジェームズ・ガンはヒーローが好きなんだろうね。この能力、活躍する場ある?って思えるヒーローほど、活躍してたしね。ヒーロー、1人1人にスポットを当ててる所も良かったかな…

監督が違うだけで、こんなにも違うんだとまざまざ見せられた作品だったかな

非常に満足のできる作品でした。
Xavier

Xavier