るるびっち

トップガン マーヴェリックのるるびっちのレビュー・感想・評価

4.6
「ハ〜ゲるわ デンジャーゾーン!!🎶」
(空耳Highway to the Danger Zone )
36年間、Gの加重がハゲるほど危険なのだと思ってた。
マッハ10も出したら、エイジレスのトムでもツルツルになりまっせ。
でも、そんな危険も顧みず10以上出しちゃうのがトムで、ツルツルどころか全然老化しないのだ。
サーチュイン(長寿)遺伝子でもドーピングしてるのか?

いつまでもアクションやりたがる問題。
リーアム・ニーソンなんか、むしろ晩年からアクションやりだした。
トムも還暦近くなっても第一線で飛ぼうとするし、
還暦近くなっても女性の家の窓から逃げ出すという、青春スターのようなドタバタを繰り広げる。まったくバイアグラとは無縁。
まして無人ドローンに置き換わる時代に、結局はパイロット次第として、年齢に負けない所かAIにも負けないという人間賛歌。
だから、若手に譲る気ゼロ。
スタローンでさえ、『クリード』ではマイケル・B・ジョーダンに試合を任せるのに。
でもトムは譲らない。教官なんかでは収まらない。
スタローンも次はジョーダンを押しのけ、パンツ姿でリングに上がって欲しい。
ブルース・ウィリスも台詞不要のフル・アクション映画で、失語症を乗り越えて欲しい。
年齢に負けるな!! AIにも負けるな!!

「全員、生きて返す」
これに拘るマーベリックは、犠牲止む無しの「上層部の妥協作戦」と争うし、生還ギリギリの「二分の壁」で若手パイロット達とも確執する。
何より親友の息子を死なせたくない彼は、当の本人と揉めてしまう。
「準備ができていない」
「考えるな動け」
「俺を信じろ」
相手に言う言葉が、全てブーメランで返ってくる。
親友の息子を迎え入れる準備が出来ていないのも、
余計なこと考えすぎてパイロット選考出来ないのも、
相手の実力を信じていないのも、実はマーベリック自身なのだ。

「全員、生きて返す」
実はこの中に、マーベリック本人は含まれていない。
それに気付いた時、観客は胸を突かれる。
そして、その後は・・・
『ミッション:インポッシブル』www
そして、亡きグースとの掛け合いが・・・
年齢に負けないのはトムだけじゃない。オンボロなんて言わせない!
『ふられ気分でRock’n’Roll』(80年代ダジャレ)が、待って居るのよ!!
Z世代も第五世代(最新戦闘機)も関係ない。
AIに仕事を奪われたお父さんも、若者に混じってウーバーイーツ。
エイジレスでママチャリ爆走すれば「二分の壁」も破れるかも、くれぐれもGには気をつけて、なぜなら・・・
「ハ〜ゲるわ デンジャーゾーン!!🎶」
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