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トップガン マーヴェリックのkomoのレビュー・感想・評価

5.0
【おかえりマーヴェリック】

ご無沙汰しております。
しばらくバタバタしておりましたが、また最近映画を観始めました🎬
よろしくお願い致します🙇‍♂️

久しぶりの劇場鑑賞は長らく心待ちにしていた『トップガン・マーヴェリック』です!
(出遅れましたがロングラン上映のおかげで間に合いました💨)

評判を聞いて期待値大で行きましたがその期待を更に超えて面白かったです!😭
2D字幕・4DX吹替で2回堪能しました!

前作も大好きなのですが、前作と本作の時を経た印象の違いは、
【トム・クルーズを”主役に起用した”映画”】が、本作では【トム・クルーズの映画】となっていたことです。
役者や製作者といった言葉だけでは括れない、トム・クルーズのこれまでのキャリアや、観客の中での共通認識があって生まれた作品であることに感動しました。

人間離れした能力を持つマーヴェリックの人間臭さや対人関係の描き方は文句なしに面白く、心地良かったです。
セーリングに長けた勝ち気なジェニファー・コネリーはマーヴェリックのヒロインにぴったり!
空と海の対比が美しい!
マイルズ・テラーのルースターは旧作のパパに似過ぎていてビビるし、グースが登場する回想シーンで見比べて更に驚くし、トムの面差しの変わらなさもすごい。

トップガンのエリートたちがビリヤード台に集結して郷愁と嫌味を言い合うシーンはスピーディーでアメリカ映画感が強くて盛り上がります。
笑顔が素敵なグレン・パウエルの嫌味キャラ、ハングマンも大変推せます。
マーヴェリックとアイスマンと、ルースターと同期のパイロットたちと、軍上層部。
全ての人物がエリートだからこその主張のぶつかり合い、立場と感情の交わりの描き方が極上でした。
作中で起こっているのは戦争だけれど、作品のジャンルとしてはスポ根に分類されるほどエンタメ性に長けていて、だからこそ最後まで安心して楽しめました。

本作のおかげでまた映画熱が沸騰しました。
マーヴェリックありがとう!
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