Xavier

チャンプ/チャック 〜“ロッキー”になった男〜のXavierのレビュー・感想・評価

2.2
これも実話を基に作られた作品。チャック・ウェブナーは、州のベビー級チャンピオンであるが、ランキングとしては、高くない位置にいるボクサーであったが、新しくベビー級チャンピオンとなったモハメッド・アリが対戦者として、白人の挑戦者を希望した事により、彼の元にビッグチャンスが転がり込むことに。15回を闘い抜いたものの惜しくも敗戦してしまった彼であったが、地元の住民からは"チャンプ"として尊敬される様に。そんな彼の元に彼をモデルとして映画が作られる事となり……ザックリ言うとストーリーはこんな感じ。彼をモデルとしてつくられた作品は、なんとあの"ロッキー"。この事からどんな感じなんだろうとワクワクしながら観ました。だが、このチャック、"ロッキー"のモデルとなったがため、どんどん天狗になり嫌な人物になり下がります。大概のボクシング作品は、ここで悔い改めていい人間になろうとするパターン(実話の場合でもそういう事が多いんだけど)なんだけど、このチャックはねぇ……。ということで、診てスッキリしたい方には、オススメ出来ません。
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