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怖来 fu rai
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『怖来 fu rai』に投稿された感想・評価

3.2
ある一室に閉じ込められた4人が、曖昧な記憶を探り、悪夢に悩まされながら謎解きをしていく…というストーリー。
「狂覗」の藤井秀剛監督によるソリッド・シュチエーション・スリラーです。
健、由美、キム、元川の4人の若者が目を覚ますと、そこは白い粉に塗れた白い部屋だった。そこが何処かもわからないまま、監禁される4人。恐怖と不安が満ち足りる中、いきなり白い煙が部屋に流し込まれ、意識が朦朧とし始めるや否や、除菌スーツにガスマスク、酸素ボンベを身につけた男たちが現れ、という内容です。
突然、何者かに拉致されて全裸で白い粉まみれの一室に閉じ込められた恐怖と混乱を描いたソリッド・シュチエーション・スリラーですね。かなり低予算で4日間というハードスケジュールで撮影されたようですね。
基本的に閉じ込められた4人が記憶も曖昧な中でお互いに共通点や何故閉じ込められたのかを探ろうとする展開なので会話が多めですね。部屋の電気が消えるとガスが流し込まれ、意識が朦朧とし始める中で除菌スーツにガスマスクと酸素ボンベ身につけた男たちが現れて無理矢理何かの液体を飲まされることになります。中盤までは会話とこの液体飲まされるのの繰り返しで、合間に主人公である健の回想と悪夢が挟まれる感じで進んで行きます。一応、自分達の共通点探ろうとしたりしますが、そこまで謎解きらしい謎解きはしてないですね。部屋からの脱出も道具がほぼないのでドア叩いたり、部屋に来た男たちに抵抗したりするくらいです。会話も最初はほぼヒステリックに怒鳴りあってるだけなので見てて地味にストレスたまる人は多そうですね。
ずーっと一室だけで展開していくかと思ったら、ある切っ掛けで部屋から脱出した主人公達がビルから脱出しようとしますが、これも割とアッサリ捕まります。出口らしき扉見つけて出ようとしたら足元に張られたワイヤーで両足切断されたりしますが、直接的な描写は無いのでグロくはなかったですね。
主人公健を若き日の忍成修吾が演じてますが、やっぱイケメンですね~。母親に保険金かけられて殺されそうになって、揉み合う内に共に転落して母親を死なせてしまった過去から、最初誰も信用せず、触れるもの皆傷つける的な感じで怒鳴ったりしてる不安定な感じの役柄が合ってたんじゃないかと思います。由美やキムに協力して助け合うようになるけれど、尺の都合があるのかもしれないけどここが性急すぎるようには感じたかな。もうちょっとじっくり皆を信頼して協力する所描いても良かったのでは。他の役者陣も皆真面目に役柄に取り組んでいたんじゃないかと思います。最初から一番情緒不安定で発狂していく元川はもっと狂った感じ出しても良かったんじゃないかと思います。個人的には狂いっぷりが控えめというか地味に感じたな。カタコトの韓国人キムが登場人物の中では一番冷静に協力的に行動してた気がする。
「CUBE」は好きだけどオチらしいオチが無いというか哲学的すぎるオチが好きじゃないという藤井監督らしく、最後にはちゃんとオチが付きますが…何というかオヤジギャク?(笑)部屋と主人公達についてる粉がどう見ても小麦粉だったり、途中でキムたちが盗み聞く食糧難がどうこうという話とかからオチの予測はしやすいというか、そもそもこのタイトルで読めちゃう人多そうですね。後味は悪いけど脱力系のこのオチがこの作品の最大のキモと言っていいかな。後、キムどうなったんだろ?ダクトに取り残されたまま?
尺も短いし、役者陣の真面目な演技もあってそれなりに飽きずには見れたかな。このオチを受け入れられるかどうかで大きく評価は分かれそうな作品ですね。
粉まみれの部屋に監禁された男女4人の脱出劇を描いた作品。○○ゲーム系の映画とはチョット違うかな…。

まぁとにかくツッコミどころ満載でした。

発狂する人が出てくるのが早すぎる。しかもその人のメイク!塗りすぎですわ!バカ殿ですわ!
また、人を叩くシーンでの寸止めがバレバレ。むしろ新聞紙丸めて本気で叩いているほうが良かったレベル。もっと撮り方あるでしょうに!
全体的に緊迫感が薄いんです。演出が悪くて「これ映画です」という作り物感がハンパない。

また、普通の人なら脱出できるであろう、監禁側のあまりにもザルな拘束と、脱出側のあまりにも無策すぎる行動の数々にウンザリ。脱出する気あんのか!と言いたくなるストーリー展開。
役者さん頑張っているのに勿体無い。

オチとか理由付とかよりも極限状態での行動理念をもっと考えてほしいです。流石に低予算を言い訳にできるレベルに達していない作品という感じでした。
くだらない。でも見たことある。ていうかレビュー少な!

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