すがり

ジョン・ウィック:パラベラムのすがりのレビュー・感想・評価

3.5
どうした大丈夫かキアヌリーブス。
肉弾戦の、その動き。
その肉体……。

ほとんどセガールじゃないか!

ジョンウィック。
今作でめでたくキアヌの沈黙シリーズと相成りました。

いや序盤は良かったんです。
ナイフ投げててめっちゃ格好良かったんですよ。

終盤になんかみたことあるなってなりまして、目を凝らすと段々セガールになって行ったのは笑いました。

ヤヤンルヒアンっていう人が居ますでしょ。
あの日本語話すハゲのお弟子さんの。
ザ・レイドとか、スカイライン奪還とかにも出てる滅法強いインドネシア(?)出身の彼です。

その彼らとのアクションにおいてキアヌはもう完全にセガールとして覚醒していました。
戦闘の疲労を表現したのかもしれませんが、キレのない緩慢な動き、緩慢なというかお腹を中心に丸い錘がついていて、四肢がその錘の衛星のごとくただ動くだけというような。

そうなるとジョンウィックの強さという意味では訴えに弱いですよね。
正直、突っ込みにくいくらい幾度となく死ぬべき瞬間もありました。
チャプター2では話広がりまくったけど正統進化だなって思ったんですよ。
どことなく信じられるリアル感があって。
銃声や二度撃ち。脱出経路のところどころに装備を設置しておく用意周到さ、それができるくらい相手を読み切っている格上感。

これはブギーマンだなって。

今作はそういう意味ではね。
まだまだ続くようなので次作、早く次作をみせてくれ…!

あとマトリックス…!
マトリックスの新作ではセガールじゃなくて是非キアヌリーブスを出してきてください…!

追加でハルベリー!
いつみてもめちゃくちゃ可愛い…!
しかも今回のその衣装!

衣装!!
すがり

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