バルバワ

ジョン・ウィック:パラベラムのバルバワのレビュー・感想・評価

4.5
※これは、朝の連続ドラマ《なつぞら》が終了したことを忘れらないバルバワの未練がましさが所々に散らばっている醜いレビューとなっておりますので、どうぞ温かい心で、内村光良さんになった気持ちで読んで頂ければ幸いですm(__)m


お嫁さんから映画を観ることを許されたバルバワは、映画館に足を運びました。
そこで観た映画の主人公ジョンに心を奪われたバルはこの作品のレビューを書こうと決めました。

♪ル~ル~ル~ル~ ル~ル~ル~ル~ ル~ル~ル~ルル~ 重い扉を押し開けたら~ 暗い道が続~いてて~♪

いやぁ…ジョン、よく"ジョーカー"にならなかったな。

あらすじは、前作で殺し屋御用達且つ敷地内での殺しはご法度のホテル《コンチネンタル》で殺しをしてしまったジョンは世界中の殺し屋に狙われていました。さて、ジョンの運命やいかに。…的な感じです。

とにかく、アクションが凄いんですよ! YouTubeや監督インタビューとか拝見するとガチなこと(訓練場の後片付けをするキアヌ最高)がよく分かります。派手なアクション(馬上アクションとか最高)は多いのですが、そこには確かな下地からなる豊かなアイデアやクリエイティビティーがあるのです。

図書館のアクションなんてヴィジランテ映画の大傑作『イコライザー』を彷彿しましたよ。特に血のついた本を棚に戻すシーンなんてマジでロバート・マッコールイズムですな。

また、今作の敵には『ザ・レイド』や『スカイライン-奪還-』で強過ぎる落武者ヘアーおじさん、ヤヤン・ルヒアンが出演しているというのもデカいですね。もうキレッキレのナイフアクションにはヨダレが垂れましたよ!
次は日本のアクション俳優、坂口拓さんに出演してほしいです。体をクネクネしながらカランビットナイフを駆使してキレるアクションを世界に観せて欲しい!

ストーリーはとにかく主人公ジョンが痛い目に遭うという感じで、ジョンの強さに感動しつつ、彼の不憫さに同情してしまう始末。多分、ジョンに妻との思い出と犬がいなかったら顔を白く塗ってロバート・デ・ニーロみたいな奴をブッ殺してますね。


でも、前作で殺し屋がニューヨークにたくさんいることがわかりましたが、今作は世界にたくさん殺し屋がいることが判明します。多分、ジョン・ウィックの世界では小学校の履修科目が殺法、国語、算数、体育、理科、社会なのでしょうね。

最後は色々あってご立腹なジョンと、もろに『マトリックス』の赤い薬青い薬展開がありましたね。

まぁ、ジョン。そんな怒らずにチャプター4に続けよ。
バルバワ

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