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きみへの距離、1万キロのminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ人の主人公は北アフリカの地の油田を監視するクモ型ロボットを遠隔操作するオペレーターの仕事についていた。ある日監視業務の最中に主人公は現地で悩みを抱える美しい女性を見つける。彼女には恋人がいるのだが、親が決めた許嫁と無理やり結婚させられそうになっていた。恋人との駆け落ちを考える彼女に主人公は協力を申し出て......という話。カナダ映画。

一風変わった遠距離恋愛のお話。
恋人と別れたばかりで運命の出会いを切望していた主人公が遠方の地でヒロインと出会う。彼女を助けたいのだが自分の気持ちをロボットの操縦を通してしか伝えられない点がユニークで面白かった。途中の盲目のおじいさんを助けるエピソードも含めやや無骨だが善良な主人公には好感が持てて、ヒロインの逃避行のシーンもスピーディーで見応えがあった。恋人が死んだうえでのハッピーエンドはややご都合主義にも感じたけれど。

良い話だったけれど、序盤の主人公の行動はかなりストーカーチックだよねえ。
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