何度でも言いますよ、ゴジラシリーズの唯一の汚点『ゴジラ FINAL WARS』を撮った大戦犯、北村龍平監督によるB級ホラー映画です。
今作はまごうことなき良質なB級ホラーに仕上がっておりまして、リアルさのないチープな血糊が作り物の傷口からドバドバ吹き出す素敵な映画です。
ゴアシーンのために展開してるんじゃなかろうかと思うような人体破壊シーンが目白押しです。
話は簡単、すんごい田舎道をラブワゴンに男女6名を乗せて走っていたところ、どこからともなくタイヤを狙撃されます。
後は、ひたすら撃ってくる正体不明のスナイパーから誰が生き残るのか？というシンプルなソリッドシチュエーションなホラー映画ですね。
この6人に全然感情移入出来ないのが残念。ハラハラはしないんですよねー。この手の映画はハラハラ出来なきゃダメじゃない？ゴアだけ楽しむようなマニア向けって事ですか？
頭に開いた穴からのアングルと、倒れてからのビクビクは良かったですね！
いい塩梅にチープ。そして彼は死んでからも色々悲惨だった笑
冒頭、いきなりタイヤがバーストするところから始まるので、うっかり早送りしたか？と思っちゃいましたよ。
その冒頭の印象そのままに、ラストまで潔さが半端ないです。何にも残りません笑
とにかく狙撃されて人体が破壊されるだけ笑
でもB級映画としてはとてもいい。
この監督の作品は『ノー・ワン・リヴス』が良かったですよねー。
このままこういうちょっと予算のあるB級ホラー映画を沢山作る人になって下さい！
ゴジラとかルパンとか分不相応な映画は撮れないんだから断ってね笑
