るるびっち

犯罪都市のるるびっちのレビュー・感想・評価

犯罪都市(2017年製作の映画)
4.2
試写会にて鑑賞。
マ・ドンソクの魅力に尽きる作品。
電話しながら片手間に喧嘩仲裁できるマ・ドンソク。
平手でヤクザを気絶させるマ・ドンソク。
腕が太すぎて肘の傷が自分で見えないマ・ドンソク。
口煩い班長の財布をかすめ、そこから部下にこずかい配るマ・ドンソク。
女子には丁重になるマ・ドンソク。
子供に叱られるマ・ドンソク。
緊張の対決時に、「独り(で来た)か?」と聞かれ「独身だ」とボケるマ・ドンソク。
とにかく彼が出ると目が離せない。
どんな危機も、彼なら何とかしてくれると頼れる兄貴っぷりに期待してしまう。しかもちょっと小ズルくチャーミング。

演出はスピーディで暴力も過激だが、人望の塊のマ・ドンソクと逆にまったく人望のない班長のやりとりが笑わせ、怖がりながらも女性でも楽しめる作品。
しばらくはマ・ドンソクの人気が続くだろう。
今が旬のマ・ドンソクをお見逃しなく!!

しかし試写会というのは、日本の元刑事の方の貴重な話も聞けて大変お得なものだと実感。
るるびっち

るるびっち