のnきち

クソ野郎と美しき世界ののnきちのレビュー・感想・評価

クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)
3.3
2018年鑑賞no.51(劇場鑑賞no.41)

tohoシネマズ新宿 スクリーン7 G-11

好きな園子温監督が絡んでると知り、特報が映画館で流れ出した時から気になっていた作品。
元SMAPの3人が新しい地図になって初の映画。
3人に合わせた世界観で演出されていて見応えがあった。
オムニバス形式で描かれていて、最後に物語がひとつに繋がる。

エピソード1 『ピアニストを撃つな!』
園子温×稲垣吾郎
揺れるおっぱい、暴力描写、振り切ったキャラクター、園ワールド炸裂してる。
一番好きな描写は、浅野忠信が暴れて羽毛が飛び出すシーン。

エピソード2 『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』
山内ケンジ×香取慎吾
非常に不思議で、鮮やかで、恐ろしい作品。
歌喰いって凄いな!怖いもの見たさで歌喰いに出会いたいと思ってしまうほど、中島セナが良かった。

エピソード3 『光へ、航る』
太田光×草彅剛
やっぱり太田光の頭の中は凄いな。
映画好きなんだろうな。
普通に良い話。ホロっとさせられる。
草彅くんのヤクザ役もその妻役の尾野真千子も安定感ある。

エピソード4 『新しい詩』
児玉裕一×クソ野郎★All STARS
全ての話が繋がるショータイム。
歌って踊って。。。
新しい地図の意思が感じられる。

SMAPがデビューしたのが小学生の頃だったから
、ファンという訳では無いけど3人が事務所を離れたのは感じるものが有った。
この作品のように、どんどん殻を破っていったら良いんじゃないかな。
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