このレビューはネタバレを含みます
とても楽しい映画でした。めっちゃ笑ったし、緻密に計算された前半の凄さも、パズルのように全て解明される後半の爽快感もラストの達成感も良かった。部分部分もかなり好きなところある。けど見終わってからずっともやもやしてて、一日経って気がついたんだけど、多分その達成感が苦手で、達成した快感でそれまでの本当に酷いことや、腹が立ったこと、納得いってないことが全部有耶無耶になって、結果良かったんだから良いでしょってなるエンディング見えてしまった。個人的にリアルでもあるこれが嫌い。映画の撮影でも演劇の公演でも本当によくある事だから、それこそ狙いなのかもしれない。
だから本当に楽しかったけど、この映画好きかと言われれば別で、苦手。飽くまで個人的にです。
ブリグズビー・ベアは作品作り愛、存在を肯定する事の素晴らしさの映画で、カメラを止めるな！は現場愛の映画。やっぱり同列語るものじゃないと思った。
「許せ！」スリーパーホールドが一番面白かった！あそこ大好き！
