反撃への狼煙
虚淵玄のカラーが色濃くでた「GODZILLA 怪獣惑星」は、3部作のアニメということで、第1章は圧倒的な絶望によって幕を閉じた。
第2部となる本作は、プロレスでいえば、いよいよ追い込まれたとこから反撃をスタートするパートであり、「人類最後の希望」としてメカゴジラが登場する。
このメカゴジラが何というかチート級のメカニックアイテムで、二万年の時を経てゴジラを倒すために力を溜め込んでいたという明らかにオーバースペックな代物になっている。
バルチャーと呼ばれるロボット兵器まで登場し、いよいよゴジラである必要性を感じなかったが、圧倒的物量戦を前に一歩もたじろがない姿は、まさに「破壊神」と呼ぶに相応しい。
新たに登場する登場人物が明らかにアレへの伏線だったり、さらに次回へはアレが出てきたりと忙しいが、次回作への期待は前作よりは高まった。
どうでも良いことですが、「極爆の聖地」こと立川シネマシティで鑑賞。ビリビリくる低音が素晴らしく、とてつもない音響調整してるなと身体で体感。