ネガティブな彼女が突然……。レネー・ベネットは、ちょっぴりぽっちゃりな女性。外見を気にするあまり、自分にも自信を持てなくなっていた。そんなある日ダイエットの為に通っていたジムでトレーニング中にバイクから転落してしまい頭を強打し気を失ってしまう。大事にも至らず目覚めた彼女は、自分がスタイル抜群の美女に変わっていることにビックリ。しかしそれは自分だけに見えている姿であり彼女自身は以前のまま。しかし美女になったレネー(?)は、これまでは諦めてきた事に積極的にチャレンジするようになり……ザックリ言うとストーリーはこんな感じ。そう言えば昔、グゥィネス・バルトロー主演の"愛しのローズマリー"って作品もぽっちゃりな女性が美女になる作品(こちらも実際は変わらないんだけど、理想の高い男に内面の美しい女性が美女に見える催眠術を掛けられるってお話)があったよなぁと思いながら観てました。今作は主人公レネーが頭を打った事で本人だけは、自分が美女に見えるパターンのお話なんだけど、映像的に自分が見えている姿が元のまんまなものだからレネーが自信満々に行動するシーン何かも、自分が観ている姿と他人が見ている姿のギャップが解りづらく本当は笑えるシーンなんだろうけど笑えないんだよね。作品のテーマでそういう風に作ったんだろうけど、個人的にはちょっと、どうかな…。最後のオチも無理矢理こじつけた感じもありちょっと嵌まらなかったかな。
