ーcoyolyー

ミッシングのーcoyolyーのネタバレレビュー・内容・結末

ミッシング(1982年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「フルートベール駅で」同様、濃密で緊迫感が半端なかった。編み物する余裕なかった。これは知らない事件だったので最後までハラハラドキドキしていたというかアメリカ映画だと思ってタカを括っていたところがあったのでごめんなさい…ってなった。あの息子さんで夫さんの人、愛嬌あって誰からも愛されて少年の心を捨て去ることなんて思いつかない軽はずみさからあんなことに…本人が「星の王子さま」みたいな人っていうのがなんかもう…

「タクシー運転手」で描かれている光州事件や北朝鮮による拉致被害者家族、今現在進行形で起こっているウクライナのことなど寄せては消えて寄せては消えて最終的に全部重なってドワッと襲ってきましたね…

チリのこのクーデターちょくちょく映画で観てゾッとしては喉元過ぎれば熱さを忘れる自分に対して思うところはあります。ホドロフスキーの国、めちゃくちゃなんですよね…南米どこもめちゃくちゃだと思ってそれぞれの固有の事件として覚えられてないのは単に私の傲慢さによるものだな…
ーcoyolyー

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