マサキシンペイ

I am Sam アイ・アム・サムのマサキシンペイのレビュー・感想・評価

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)
4.9
号泣…。
児童施設に引き離された7歳の娘ルーシーを、7歳並みの知能しか持たない知的障害者の父サムが連れ戻すために奮闘する物語。
社会派シリアス色は薄く、ストレートにヒューマンドラマ。
父と子を演じたショーン・ペンとダコタ・ファニングの親子愛は、幸福なシーンでも不幸なシーンでも、胸にこみ上げてくるものがあり、最初から最後までずっと泣きっぱなしだったし、見終わった後はとても温かい気持ちになる。

サムやその友達の障害者が、障害者という認識から、物語が進むにつれて純真な子供のように見え、とても愛おしくなってくる。ミシェル・ファイファー演じるサムの弁護人のリタが放つ、あなたを救うはずの私があなたに救われている、という言葉には思わず頷いてしまう。
マサキシンペイ

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