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ビリーブ 未来への大逆転の小のレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
4.0
なるほどね~、こう言えばいいんだー、と参考になった映画。女性の権利がまだまだ抑圧されていた1970年代のアメリカで、100%負けると言われた男女平等裁判に挑んだ女性弁護士の実話に基づく物語。

主人公の女性弁護士ルース・ギンズバーグの娘ジェーン・ギンズバーグが自分的キーパーソン。ジェーンは大事なポイントでルースに気づきをもたらす言動をする。

ルースはそれに説得力を与え、キレイにまとめて“大逆転”をもたらす。言われてみればごもっともなんだよねー。全くもって無理がなく、大逆転も納得。

諸行無常、万物流転。時代はいつだって絶え間なく変わっている。このことを理解せずに、変化が気に入らないからと抗っても無駄な抵抗であるだけでなく、時として有害にもなりうる。

「今の若い者は~」というセリフが似合うトシの自分。言うまいとは思っているけれど、この映画を観るとそれを言ってはならない理由がわかった気がする。

●物語:4.0
・しっかり、面白かった。ずっとつかえる台詞を教えてもらった。

●他 :4.0
・テンポが良かった。退屈しなかった。
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