馮美梅

ドッグマンの馮美梅のレビュー・感想・評価

ドッグマン(2018年製作の映画)
2.8
公開中に観たいと思っただけど、う~ん…しんど。
主人公にまったく感情移入が出来ない。

犬のトリマーをしている主人公。別れて住んでいる娘とは仲がいいし、近所の友人たちとサッカーなどしてそこまでだといい奴な感じなんだけど、そこへやってくるのがとても悪い奴。

他の仲間にとってもそいつはどうしようもない迷惑な奴なのに、なぜか主人公はそいつとの縁を切ることをしない。

到底、そいつのいうことなんて誰も信じないのに、主人公はなんでそいつの言葉を信じたりするんだろう?なんでそいつのために刑務所に入るんだ?そこまでしたところでそいつは主人公に対して何とも思っちゃいない。

んで結局最終的には自らそいつに制裁しちゃうんだな。
でも、すべてが遅すぎるんだよな~。

主人公も麻薬中毒な部分もあるから思考能力に影響が出ていたのかもしれないけど、結局自分の人生を自分でダメにしてるだけで、そこには同情の余地もない。

実在の事件をモチーフに作られたらしいけど、なんなんだろうなぁ~。
トリマーとしての腕がいいんだからもうちょっとまともに生きていたらと思うと残念な人の物語って感じでした。

ロケの場所もなんだか地の果てみたいな場所に感じられたよ。
馮美梅

馮美梅