オランダのアムステルダムに突如詳細不明の人食いライオンが出現！
狩るか、狩られるかって書いてますけど、登場するキャラクターが無能揃いだからってのもありますけど狩られまくりです笑
テロップが流れるオープニング、ライオン目線で森から街に出て行くシーン。完全に人が手持ちカメラで歩いています笑
これを見た時は、どうしようもないレベルのやつか。と思ったのですが、序盤からリアルさを捨ててコミカルでグロめなモンスターパニックモノとして割り切ったおかげか、妙にテンション高めでバカバカしく大変楽しかったです。
そもそも街にライオンが！っていうチープなアイデアの映画が面白いはずが無いわけで、それを思うと大健闘したと思います。
チープなCG製のライオンくん、ライオンの生態を完全に無視して大暴れします。およそ捕食するために襲ってるとは思えず、顔だけもぎ取ってみたり、映画的な見栄えを重視して腕だけとか顔だけとかいい感じに食べ残してくれます。
役者だなあ笑
主人公はこの手の動物モノならお約束の動物学者のリジー。解説するために存在します。
警察や警察所長のいとこのハンターはお膳立てするためにしか存在してないからド無能！映画的には正解！
後半は真打ちが登場します。リジーの元カレで車椅子に乗ったライオンハントの達人ジャック！
こいつがずいぶんキャラ立ちしています。車椅子で高速移動しながら逃げるライオンを追いかけて射撃するシーンは名シーンですね！
いや、ジャック射撃がめっちゃ下手くそなんだけど笑
正直ライオンハンターのジャックのキャラのおかげで最終的に盛り上がったけど、リジーと今彼のカメラマンのキャラクターがイマイチ映画を通しては生かされてなかったのは勿体無かったかな。
