夜更けの或る官庁。懐中電灯片手に巡回中の守衛の眼が、半開きになっている素材課の窓をとらえた。怪訝そうにドアの鍵をあけて室内に入る守衛。その懐中電灯の光が、簡易金庫の前に散らばる書類を照らし…
>>続きを読む東京汐留駅の倉庫の片隅に、荷主・荷受人共に不明のジュラルミン製のトランクが置かれており、異臭を漂わせていた。国鉄公安官立ち会いのもとトランクを開けると、中には半裸体の女の死体が詰められてい…
>>続きを読む刑事生活20年の井狩長吉(いかりや)は、ウダツのあがらないヒラ刑事。彼の妹で元婦警のとみ子(悠木)の亭主・中西(仲本)は、 義兄を追い抜き、この度、刑事部長に昇進した。井狩はこの妹夫婦の家…
>>続きを読む親が決めた縁談を嫌い、大阪を出て東京で会社勤めをしている川北組の御曹司・小六。ある時彼は上京してきた許嫁・蘭子を逃れて下宿先を移り、そこで出会った照子と恋に落ちる。だが川北組は破産の危機に…
>>続きを読む郊外の一軒家に強盗に入ろうと狙っている愚連隊一味。そんなこととは露知らず、一軒家の中では欲の皮の突っ張った人々が互いにいがみあいながら暮らしていた。この家の主・佐藤てつはコツコツと小金を貯…
>>続きを読む美術学校に入学することを夢見ながら看板屋で働く明夫はある日、銀座で美しい少女ミチコを見かけ、彼女が落としたマスコットを拾った。一方、明夫の友人・健次は、歌の上手い明夫を自分のバンドのボーカ…
>>続きを読む我が子、高松藩主・松平頼常が狂気との噂を聞いた水戸黄門一行は、高松へ向かう。道中、山賊に襲われるも、窮地を乗り切った水戸黄門は事件の裏に陰謀ありとにらみ、頼常の狂気が真実なら自ら我が子を手…
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