このレビューはネタバレを含みます
アメリカ帰りのチャンが荒れたタッチクー学園にやってくる金八先生風のお話。いきなりのドニー・イェンの面接姿が笑えましたが、そこがピークでした。
問題児だらけのクラスに赴任し、自身もかつて同学校の問題児であったというチャン先生が退学間際の5人の生徒の問題をズバズバ解決。解決の様子は一瞬。中には父親と話す遠景のカットだけで解決してしまう生徒も。
怒涛のご都合主義連発で、コメディというには教訓的な目線もあってストレス。レイの救出とローとのアクションは多少見応えがありました。ローの恨みは消え去り、最後の試験も無事終わり、全てを丸く収めたチャンは次なる舞台へ…。
現代的にポップなだけの撮影にもストレスが溜まり、期待していた全てを悉く裏切られたようなガッカリ映画でした。