みんな大好き悪カワヒロイン、マーゴット・ロビーのハーレイ・クイン！
スースク自体は酷評されても、「でもマーゴット・ロビーのハーレイ・クインは可愛かったよな」「ハーレイ・クインの尻よかった」と逆に評価上げるほどだし、2016年のハロウィンはハーレイコスがあちこちで爆誕していた。可愛かったよねえhydeのハーレイ・クイン…
ハーレイ・クイン主役の今作はスースクではなく、DCの女性キャラものらしい。ジョーカーと別れたハーレイ及び他のキャラクターが、男にかけられた「呪い」を振り切る話とも言える。
映像ポップでアクション映え映え、音楽も3150だけど、マーゴット・ロビーの強すぎビジュアルで押し切った感が否めない。
それぞれのキャラクターが、誰かの庇護がないと生きていけないと思ってた女性たちが1人で立ち上がる話だと考えるとエモいけど、いまひとつ乗り切れなかった。それぞれの「呪い」を振り切る理由は描いてはいるけど、見てる側として気持ちが乗りにくいというか、感情移入しづらかった。
根本的に私はハーレイ・クインが好きじゃないのかもしれないなと…
女の子なら皆絶賛するでしょ？って圧を既に感じてるけど、彼氏の影に隠れて好き放題して、別れたら悲劇のヒロイン面してる女、友達なりたいって思わなくない？
多分そこがチャリエンとの評価を分けるところかも。
とりあえずマーゴット・ロビーのビジュアルで押し切った感がすごい…先週も似たような映画を見た気がするけども。勿論こちらの方が映画としてはちゃんとしてるけども。
ただ、バーズオブプレイと貴族降臨、どちらも「別に守ってくれる彼氏も守りたい彼女も必要なくない？」って言うてる面では一緒なんだよなあと。
女がそれ言うと「男性の作り上げた呪縛から逃れられた！」ってなるのに、男がそれだと「ホモソーシャルの世界に閉じこもってる！」って言わはるやないですか。世間の人はりゅうちぇるを「名誉女性」って言わないじゃないですか。
もちろん今まで、女性として生きるだけでハンデだった時代が長く続いたから、それくらいの反動あって当然だけど。女性が思うこと、男性も思ってなくないですかね…って。
話が逸れました。
めちゃ楽しみにしてたから期待そがれたかもしれませんが、そういやスースクもあまり好きじゃなかった…ガンちゃんのスースク2に期待。
