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ダークナイト
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『ダークナイト』に投稿された感想・評価

3.9
案山子ホラーの原点!

10月はハロウィン⑪

知的障がいのある心優しい青年ババを殺人犯に仕立て上げて殺害したクソむかつく自警団のオッサン四人組。そいつらが何者かによって一人ずつ消されていく案山子ホラー。Blu-ray付属のリーフレットによると、案山子を中心に据えた最初のホラー映画らしい。

案山子ホラーとは言いつつも、ジャケ画像から想像されるような案山子の化物みたいなのは出てこない。知的障がい者に偏見を持ち、自分たちのコミュニティから排除しようとする田舎特有の陰湿さと魔女狩り的な排他主義を「正義」だと妄信することこそが本作の描く恐怖。

犬に襲われそうになった仲良しの少女をババは助けようとしただけなのに、偏見によって事実が「ババが少女を襲った」へとねじ曲げられる。そのことによって、常々ババを排除したいと考えていた自警団の面々がババ殺害の大義名分を獲得してしまう。無抵抗なババに『ロボコップ』のような無慈悲な銃乱射を浴びせ殺害するも、裁判では証拠不十分で4人は無罪。裁判直後に悪びれることもなく笑顔で酒を酌み交わす4人の胸糞感がエグイ!というか昨日から『コンプライアンス』→『シカゴ7裁判』→本作と、胸糞映画三連続で見てしまったせいで何か変なテンションになった

本作は、この不公正な処刑と独善的な正義への反抗の物語。ババを殺した自警団たちは一人ずつ消されていくのだけれど、何者による復讐なのかは明確には描かれず、ラストで真実(のようなもの)を匂わす程度に留めているのが不思議な余韻を創り出している。

そこに大きく起因するのが自警団4人の描かれ方。ババ殺害直後に、「ババが少女を襲った」ことが虚偽だったと知らされた時の4人の表情変化によって、彼らが完全無欠な悪人ではないことがわかる。罪のないババを殺害してしまった罪悪感で落ち込みつつも、裁判で無罪とされたことが彼らの心の平静を保つ赦し(「正義」の再獲得)となり、その後は、自分たちを引きずりこもうと過去から迫ってくる罪悪感と、裁判により再獲得した「正義」のせめぎ合いの心的状態に置かれることになる。

罪悪感を抱えた自警団とババの死によるショックに囚われる少女。更に自警団側は飲酒をしているため、本作の殺害シーンは全て「信頼できない視点」による主観的なものとなっている。ここに、ラストで匂わされるもの以外にも罪悪感が身を滅ぼす怪談的な解釈を許す幅を持たせているのが凄く好き。

大男ババと少女の触れ合いはどこか『フランケンシュタイン』を想起させるし、魂を運ぶかのような強風のタイミング、不可逆の風車、ただそこにいる非現実を遠景でとらえる『回転』のような静かな恐怖等々、面白いところが多かった。そして、全て偏見や身勝手な印象で真実が創り出されていく裁判なり世の中なりと、自警団たちの「罪悪感による幻想」が創り出した「真実」が構造として呼応し、ババ同様に主観が創り出した客観に自警団たちが殺されていくという展開がお見事。犬から少女を救ったババがラストシーンで反復されてることからもそういった意図が読み取れる。

本作も全くハロウィン要素無かったのだけど、途中でハロウィンパーティ挟んだのでギリギリでYesハロウィン!
少女が唯一の遊び相手の知的障害者の青年が、彼女に暴行を働いたと誤解され自警団に射殺されるもその後自警団のメンバー一人一人が死んでいくYoutubeの映画チャンネルFILMIXでも鑑賞可能なオカルトホラー。監督は『オードリー・ローズ』や『エンティティー/霊体』の脚本を担当したり『シザーズ/氷の誘惑』の監督を務めたフランク・デ・フェリッタ。

ジャケットのイメージからは案山子に扮した青年が人を襲うスラッシャータイプのホラーかと思えばそうでもなく、自警団の連中は偶発的な事故のようなもので死んでいくのが特徴。

青年の純粋さに対し健常者である連中の邪悪さが際立つ点は『フリークス』を思い出すもので、テレビ映画故残酷度は低いものの木材粉砕機に巻き込まれたりベルトコンベアで流れてくる飼料で生き埋め等それぞれが迎える死はちょっと凄惨&ユニークで前者に関しては直後のシーンで皿に多めのケチャップを盛ることで観る側の想像力を刺激する工夫が。

関係者の家が爆発するアクションを挟みつつ終盤にはブルドーザーが無人で動き、チャールズ・ダーニング演じる実に憎たらしい自警団のリーダーを襲撃すれば少女と青年の絆を描くエンディングも用意。テレビ映画という制約の中でそれなりの恐怖を感じさせる佳作と言えそうです。

2022年には今作の脚本のJ・D・ファイゲルソンを再び脚本に迎えた41年振りの続編『Dark Night of the Scarecrow 2』も作られたみたいですが評価はそんなに高くない模様。知的障害者の青年を演じたのは『ダークマン』や『ビーン』に出演したりTVドラマ『L.A.ロー 七人の弁護士』でも知的障害者の役を演じエミー賞二度受賞のラリー・ドレイクで、今作での経験も活かされたのかもしれません。

Dark Night of the Scarecrow (1981) | FULL RETRO HORROR MOVIE
https://www.youtube.com/watch?v=vK3Sw08u3Ns
Cem
5.0
傑作✨案山子ホラー!再レビューするよ
知的障害者への偏見など、閉鎖的な村社会の恐怖を描く🤮
心優しい知的障害者のババは無実の罪を着せられ、村人たちに殺されてしまう。犯人は証拠不十分のため無罪に……。ババが自分を殺した村人たちに復讐するよ!
まったく胸くそだ!!!ババのママも可哀想でたまらない。ババと仲良しな少女にだけババが見えるっていうのがファンタジーちっくで泣かせるぜ😭私達には死んだババの姿は一切見せない。凄く哀しいホラーで心に刺さる

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