インチキ霊能ハンターとして人々から除霊の相談を受けていた兄ジャクソンと妹アンジェラ、友人のベスとエリオット。ある日、とあるおばさんの屋敷で除霊をしようとおもったら、この屋敷、口を縫われた少女の霊がマジで見えるんだが〜！？さらに地下室にもなんかやばい痕跡があるぞ〜！助けて！な話

インチキ霊能チームがマジの霊に遭遇する…という「グレイヴエンカウンターズ」のようなアプローチなのに、う〜ん、「グレイヴ〜」ほどの超おもしろジェットコースターお化け祭りも無ければ、全体的にまとまりが無く散らかったまま片付けられずに終わってしまった印象…

インチキといいつつアンジェラには実際に親譲りの霊視能力はあって、その力が少しずつ強まっていく…しかし屋敷は霊どころでない物理的なヤバさがあった！みたいな二転三転する流れは悪くはなかったけど、全体的に中途半端に終わってしまったような。マネキン、動いてる…？→ん…？（凝視）→一瞬マネキンがワッ！→あーびっくり！→タイトルがドン、の流れは良かった。そこだけでも見てもらいたい気分。でもそこがピークかも…

あと、邦題に「死霊館」てついてるのはやっぱりあまり良くないと思う。映画好きの皆さまに置かれましては騙されるわけがないと思いますが、もちろんあの死霊館シリーズとは何も関係ないしね。でも確実にそっちを意識してしまうので「呪われた死の霊の館」みたいに「の」をいっぱい挟んで分散させるのはどうでしょう。いま私はかなり適当なことを言いました。敬具

自分の生まれ年の設定だと、無条件でテンションが上がりますね


フロピューちゃん×死霊館ということで観ましたが、
あのウォーレン夫妻のアナベルちゃんの死霊館とは無関係とのことです〜紛らわしい〜Netflix〜の邦題〜


傷害物件に取り掛かるまでがのんびりすぎて飽きたのと、始まったと思ったら物理攻撃が始まります（？）


フロピューちゃんはホラーが似合うのな〜


Glasgowが舞台なので、イギリス式庭園やレンガ造りの建造物が垣間見えるのは胸熱でした。

「死者はこの世には戻らぬが、去らぬことはある。」

Netflixオリジナル作品です。

アンジェラは大学生です。カメラマン志望のエリオット、兄のジャクソンと恋人のベスという仲間たちと一緒に霊能者として、小遣い稼ぎをしています。
しかし、それは嘘で、アンジェラは偽霊能者としてお金をもらっていたのでした。

今回は母親のマディを亡くした女の子と父親の依頼を受けて、とある一軒家にやって来ました。
母親はよく地下の仕事部屋にいたそうです。
カメラを回しながら、地下に降りるアンジェラでしたが…

アンジェラの母親は精神病者なのか霊能者であるのか、アンジェラには能力があるのか、それは嘘なのか。その謎を追っていく時、ある依頼が入ります。孤児院の老婆からの依頼だったので、いつもの通りに過ごそうと兄ジャクソンは言いますが…

始めは有名な死霊館シリーズのように、オカルト物かと思いきや、ホラーの方向性は変わっていきます。
拷問系に弱い私には、痛苦しいスプラッターでした。しかし、そこに、この映画のストーリーの面白さはあると思います。

ホラー好きな人には、充分楽しめる映画だと思います。
死霊館シリーズとは全く違うので、それを期待してはいけませんが。

「彼女は能力を授かった。」

…最後にジャクソンが道を歩いて、アンジェラと話すシーンが印象的。