安心感から好きが溢れて来る良い映画だった……。
そもそも語りから始まる映画が好きなんですよね。
今作もそれだっただけに最初からワクワクが止まらない。
そのテンションを保たせてくれる音楽たちも好き。何だか懐かしい気持ちにさせてくる。80年代とか全然知らないけど。
配役も良い。安心感の正体は大体これ。
デイビーの彼。利発さと幼さと主役としての格好良さを兼ね備えててさすがに惚れるね。
あらすじや舞台等々からスタンドバイミーが連想されるのはまず間違いなくて、主人公らも勿論重なるけれど、だからこそだよね。
ここまで丁寧に提供されると0からの1を複製した雰囲気は無い。
判明した0からの1に至る道順を元に、別の歩き方を試してる。
序盤でびっくり系のホラーかと思って身構えたけど全然そんなことは無かった。
いつにも増して支離滅裂な書き具合だけど久しぶりにこういうちょっとふわっとした気持ちにさせてくれる映画に出会えて嬉しいね。
