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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のYYamadaのレビュー・感想・評価

3.8
【SF映画のススメ】
◆作品名:
ジュラシック・ワールド/
 新たなる支配者 (2022)
◆SF映画のジャンル
現代劇/アクション・スリラー
◆類似作品
・ミッション・インポッシブル
・バイオ・ハザード

〈本作の粗筋〉 eiga.comより抜粋
・ジュラシック・ワールドのあったイスラ・ヌブラル島が噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが世界中へ解き放たれて4年。人類はいまだ恐竜との安全な共存の道を見いだせずにいる。
・恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘のクローン少女メイジーと人里離れた山小屋で暮らしていたが、何者かによって誘拐されたメイジーの救出に向かう。
・一方、ある目的で恐竜の研究をしている巨大バイオテクノロジー企業のバイオシンを追っていたサトラー博士のもとには、グラント博士が駆け付け、彼らはマルコム博士にも協力を求める…。

〈見処〉
①シリーズの壮大な終幕——
・『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(原題: Jurassic World: Dominion)は、2022年に製作されたSFアドベンチャー。「ジュラシック・ワールド」でメガホンをとったコリン・トレボロウが再び監督に復帰し、シリーズ生みの親であるスティーブン・スピルバーグが引き続き製作総指揮を担当。
・「ジュラシック・パーク」フランチャイズの第6作目であり、「ジュラシック・ワールド」三部作の完結編となる本作は、シリーズ主演のクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードに加え「ジュラシック・パーク」初期3作のサム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムが演じる3人の博士もカムバックしている。

②結び…本作の見処は?
恐竜よりも怖いのは、イナゴ!!
◎:「アクション要素の全部入り作品」…シリーズ作品を観たことのない鑑賞者でも、ライド系アトラクションに搭乗したかのようにノンストップ・アクションを満喫出来る大作。大興奮の賜物で、自身のスマートウォッチの心拍計は、終始マックス状態でした。
◎: 新旧シリーズのキャスト総登場が感慨深い。とくに円熟味を増した『ジュラシック・パーク』主演のサム・ニール、彼らのキャリアのベストアクトと言えるほど、存在感を発揮するクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードが印象深い。
▲: 過去キャストの総登場から「ジュラシック・パーク版アベンジャーズ」と評される本作であるが、過去作品と比較するならば、エメリッヒ監督の『2012』ばりのご都合主義なストーリーが展開される。
×: 30年に及ぶ「ジュラシック・パーク」シリーズ6作品の大団円となるべき作品。エンドロールでは、シリーズの名場面を期待していたし、ジョン・ウィリアムズによる、シリーズテーマ曲をフルコーラスを聞けなかったのが、お大いなる不満(怒)
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