ジェラシック・ワールドシリーズの完結編、新たなる支配者。ジェラシック・パークから約30年、新旧のキャストの魅力と躍動感溢れる恐竜達を、心底楽しめる映画に仕上がってます。
前作では、恐竜が世界中に解き放たれ、恐竜との共存を余儀なくされた人類。世界各地で人が恐竜に襲われる事件が頻発し、恐竜を悪用する者も現れ、世界は混乱を極めていた。
恐竜の保護活動に日々取り組むオーウェン（クリス・プラット）とクレア（ブライス・ダラス・ハワード）は、人里離れた山の中でメイジー（イザベラ・サーモン）と共に3人で暮らしていたが。。
恐竜をも復活させた科学の力。人は更に科学技術の発展を信じ、そして超えてはならない一線を超えようとする。
恐怖に対する畏敬の念、正しく恐れるという事を決して忘れてはならない。そして世の中には科学で解決出来ない事がある。
お互いの存在へのリスペクト
謙虚な気持ち、そして絆の力。過去、現在、未来へと続く悠久の時の流れの中で、人類の歴史など、ほんの少しの一頁でしかない。
この作品は、単なるアクション・アドベンチャーの枠に留まらず、人間と恐竜との絆を描くドラマであり、人類の傲慢さへの警鐘も表現されていると思う。
Dolby Cinema 3Dで鑑賞(^^)。流石のドルシネ！恐竜の息遣いがほんの近くに感じられるし、これでもか！と画面の中を自由に闊歩する様々な恐竜達の勇姿。。
暗闇に誘われ、ほんの数時間、普段では体験できない人生や世界を旅し、たっぷり感情が動かされる。そして現実へ戻された時、なんとも清々しい気持ちになる。そんな映画の良さを、改めて強く感じた作品でした。
賛否両論との事ですが、恐竜の世界を堪能するのにこれ以上のアトラクションはないのではと思います(^^)
