140字プロレス鶴見辰吾ジラ

6アンダーグラウンドの140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)
3.8
【この素晴らしき世界に祝福を!】
≪鶴見辰吾ジラの2019シネマランキングTOP50発表≫

クリスマスイヴ、俺は亡霊のように1人ぼっちだ。
俺はこの映画を見るためにNetflixに入ったぞ。
俺は何だかんだ言っても“新ベイ派”なんだ。

クリスマスのクソッタレ!が…
見ろよ、冒頭20分の滅茶苦茶なカーチェイスを。
クリアなカラーのクルマがイタリアの街を駆け巡る。
通行人や美術品もクソ喰らえだ!って感じ。
軽口叩いて、不謹慎にぶっ壊して、爆破する。
これがマイケル・ベイだ。
こりゃ、本当にベイってるぜ!

ジョン・ウーが病的にハトを飛ばせば
ベイは爆炎と破壊を病的に繰り返す。
演出力や時間/空間設定のスキルを
爆裂魔法に全振りした狂人さ。

そして主演のライアン・レイノルズ。
この俳優が「デッドプール」を成功させたから
デッドプール版の「ジャスティス・リーグ」モノになっている。

キャラクターたちが映画のセリフネタをぶっ込んだり
笑気ガスで変になったりと
演出の距離感も内側から破壊しているし
過去回想や○○時間前→○○分前みたいな
気が変になるような時系列の組み込み方も変だ。

それでもやることはド派手
※既視感のあるシーンはあるが
ベイ手法でクリアな画像とスローモーション演出で
ニンニクあり、野菜マシ味濃いめ脂マシマシな
ベイ家だか、ベイ郎だか知らねえが
「トランスフォーマー」みたいなファンタジートッピングが
今回はない分、ひたすら格好良い奴らを生かしている。
ゴア描写や不謹慎な描写/セリフ含め
過集中で気合いの入った部屋の掃除みたいな
“アクション映画”としての盛り合わせは
いつだって“新ベイ”の俺に
「Wow!」と童心に帰ったリアクションを
させてくれるからいいんだ…




≪鶴見辰吾ジラの2019シネマランキングTOP50≫
※今年は12/24現在2019年新作を130本鑑賞。
 自己ベスト更新いたしました。
50位「スター・ウォーズ ep9 スカイウォーカーの夜明け」
49位「アクアマン」
48位「フラグタイム」
47位「シティ・ハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」
46位「ハンター・キラー 潜航せよ!」
45位「がっこうぐらし」
44位「アイリッシュマン」
43位「シティ・ハンター 新宿プライベート・アイズ」
42位「きみと波にのれたら」
41位「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」
40位「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」
39位「ハウス・ジャック・ビルド」
38位「存在のない子どもたち」
37位「蜜蜂と遠雷」
36位「アナと雪の女王2」
35位「アルキメデスの対戦」
34位「女王陛下のお気に入り」
33位「GUILTY」
32位「オーヴァーロード」
31位「愛がなんだ」
30位「空の青さを知る人よ」
29位「アベンジャーズ エンドゲーム」
28位「ひとよ」
27位「凪待ち」
26位「トイストーリー4」
25位「ジョーカー」
24位「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」
23位「ヒックとドラゴン3」
22位「ロケットマン」
21位「フリー・ソロ」
20位「アス」
19位「運び屋」
18位「シンプルフェイバー」
17位「スパイダーマン スパイダーバース」
16位「よこがお」
15位「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハイウッド」
14位「この素晴らしき世界に祝福を 紅伝説」
13位「さらば愛しきアウトロー」
12位「ビールストリートの恋人たち」
11位「ファイティング・ファミリー」
10位「ハッピー・デス・デイ1・2」※2作で1セット扱い。
9位「マリッジ・ストーリー」
8位「アンダー・ユア・ベッド」
7位「魂のゆくえ」
6位「宮本から君へ」
5位「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」
4位「天気の子」
3位「ホット・ギミック ガール・ミーツ・ボーイ」
2位「ミスター・ガラス」
1位「ファースト・マン」

長文投稿になり
誠に申し訳ありません。