閉鎖空間で接合体クリーチャーから逃げ延びろ…。YouTubeで観れるショートフィルムだが、本編での会話から察するに登場人物や現状に至るまでの設定がしっかりある作品なんだろうなと思いました。そのため、ここでは長編モンスターパニック映画のラストのクリーチャーが出てきて一番盛り上がるところをみているような感じで、何回も観たくなるな〜と思いました。

設定についてはYouTubeにある別の動画で少し語られていたのでそこも興味深いが、何よりも本作に出てくる接合体クリーチャーのデザインがやばい。既に90人以上が犠牲になりその身体(腕と目？)と記憶を奪われており、奇声をあげながら追いかけてくる様はなかなかのインパクトだと思いました。指紋認証を解除して追ってくるのもおぞましくて良い。気持ち悪いんだけど何だか見ちゃう…といった魅力がある作品。

『22分24秒……通勤時間に「物体X」を見よう？笑』


「第9地区」「チャッピー」など「ちょっと過激な演出」でお馴染みニール・ブロムカンプ監督が立ち上げたOats Studiosによる1話だけYouTubeで無料配信、「続きが見たけりゃカネをくれ」の安達祐実スタイルでその後は有料販売する本作もその実験的プロジェクトの一つらしい。


とまあただのYouTubeのショートフィルムかと思いきや「エイリアン5」が実現しなくてその腹いせに作ったのかは定かではありませんがなかなか侮れないSFホラー。
主演があの超天才子役ダコタ・ファニングだったり先に言ったブロムカンプ自身がちゃんと監督してる、という点だけでなくタイトルにある「ZYGOTE」とは「結合体」という意味があるらしい言うなればひと昔流行った塊魂のような



「ク○気持ち悪くてサイコーにイカした『物体X』が拝める」


というですね「郵便物からの物体X」ファンには無料です‼︎日本語字幕もONにするとちゃんと訳します‼︎これは是非ともオヌヌメしたい作品なんでございますねー


ちなみにほかにも色んな作品がアップされており1本あたり500円くらいで買えるらしいので気になる方もほかも漁ってみるのもいかがでしょう…

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「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督がyoutubeで配信している短編作品のひとつで、ジャンルはSFモンスターパニックになります。
「zygote」とは結合体といった意味なのかな？
少し言い回しが変なところもありますが日本語字幕がついているのは嬉しいですね。


宇宙の鉱物採掘基地で緊急事態が発生。９８名の滞在者のうち2名を除き、他の者はすべて結合体クリーチャーによって惨殺されてしまいます。
ダコタ・ファニング演じる「カナリア級結合体」は、傷を負った上官と共に安全な場所へ移動しようとしますが、クリーチャーが執拗に追ってくるのでした。

クライマックスに至るワンシークエンスを切り取ったような内容で、真に迫るダコタ・ファニングの演技は、いつもながら見事なもの。
完璧なファイナルガールぶりです。

しかし、そんな彼女よりも見事な「主役」が結合体クリーチャー！
とにかくキモい！
「超人バロム1」のドルゲ魔人を現代風にリファインしたような姿形も凄いけれど、怨念こもった鳴き声も良い意味で不快でよろしい！
ずっとギャ〜ギャ〜と、悪魔の赤ちゃんの夜泣きの如く鳴いています（汗）

ホラー映画でスリルを盛り上げるためによく使われるのが「鍵の束のどれがお目当ての鍵だか分からないで焦る」というシチュエーションですが、それを別の形で見せてくれるのも、クリーチャーの気持ち悪い造形のなせる技！


セリフから察するに、ちゃんとしたバックグラウンドストーリーがあるように感じられるので、90分ぐらいの長編に仕上げて欲しいですね〜。
そうしたら是非観たいですね！


YouTubeにて

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