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名探偵コナン 紺青の拳のbackpackerのレビュー・感想・評価

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)
3.0
◾︎劇場版名探偵コナン第23作

【作品情報】
公開日   :2019年4月12日
作品時間  :109分
監督    :永岡智佳
製作会社  :小学館、ytv、日本テレビ、ShoPro、東宝、トムス・エンタテインメント
アニメ制作 :トムス・エンタテインメント
脚本    :大倉崇裕
原作    :青山剛昌
音楽    :大野克夫
撮影    :野村隆
配給    :東宝
主題歌   :『BLUE SAPPHIRE』(HIROOMI TOSAKA(登坂広臣 / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE))
出演(声) :高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、松井菜桜子、檜山修之、山崎育三郎、河北麻友子、他

【作品概要】
劇場版初の海外(シンガポール)を舞台とした作品。
監督には『絶海の探偵』からコナンシリーズに演出・助監督等で参加していた永岡智佳が抜擢された。
脚本には、『から紅の恋歌』でも脚本を務めた推理小説家の大倉崇裕が再度起用されている。
怪盗キッドは通算6作目の登場。彼に対するは、劇場版初登場の空手家京極真。
原作の時系列に準拠しているため、蘭と新一は既に(遂に?)恋人同士となっている。

【作品感想】
歴代劇場版の中でも豪快さ一入な作品。というのも、シンガポールのランドマーク的IR施設マリーナベイ・サンズが、武装勢力によりド派手に攻撃され、その他主要な観光地も破壊されてしまうからです。まったく大盤振る舞いですね。
一応今回の破壊行為については、犯人に「シンガポールの再開発」的な狙いがあったため、理由もないむやみやたらな暴虐ではありませんので、納得いかないクライマックスの展開を迎えることの多かった昨今の劇場版と比べれば、多少なり意味のある爆発だったかなと思います。ま、規模のデカさは相変わらずですがね。

本作最大の見どころは、やはり何といってもそんな爆発……ではなく、京極さんの人外じみた格闘……でもなく、やはり園子ねーちゃんの下した髪という超レアなシーンが見られることですかね。
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